ご近所の友人ご夫妻と我が家にてディナー。
といっても、いつも、当日の昼間に「じゃ、今夜!」という感じで決まる超お気楽ディナーなので、何も気負うことなく、ほとんど普段の食卓という感じです。
この日は、昼間ナショナルを覗いたら、カラフルな葉付きにんじんと、サラダパプリカなるものを発見したので、一品はバーニャカウダに決めました。
あとは、チコリ、ブロッコリー、ズッキーニ、かぶなど、家にあったお野菜と合わせてひとつ盛り。
手前の、唐辛子のような赤いものが、サラダパプリカ(要は小さなパプリカらしい)です。
しっかりした歯ごたえのわりに、みずみずしくて、甘味もあって、なかなか美味しかった。
葉付きにんじんは、えぐみもなく、生食に適していて、バーニャカウダには欠かせないお野菜のひとつ。
ビタミンカラーで、見た目にも元気が出そうです。
レッスンにも使いたいと思いつつ、入荷が不安定なので(いつもあるわけではない)、なかなか使えないのが悲しいところ。
バーニャカウダに使ったオリーブオイル。
フランス人の友人が、趣味で作っている自家製のオリーブオイルです。
昨年の秋に収穫したものを、先日来日した際、フランスから持って来てくれました。
フレッシュで、後味さっぱりのエクストラバージンオイルです。
先日のお大根もそうですが、自家製のおすそわけなんて、本当にありがたいこと!
この日は、バーニャカウダの他、こんな感じのメニューでした。
手前は、じゃがいもとたこのジェノヴェーゼソース、奥はカプレーゼ。
カプレーゼは夫作、たこに使ったジェノヴェーゼソースも、前日に夫が作ったものです。
これがなかなか美味しくて、前日はパスタでいただいたのですが、150グラムくらいひとりでペロリと平らげました。
夫がこのくらいでも良い仕事してくれると、大変に助かります~。
こちらは、ゲストがお持ち下さったサラダ。
いつもこういう時は、たいていいつも一品持って来て下さるのですが、打ち合わせなどしないので、メニューがかぶることもしばしば。
今回は、図らずもお野菜たっぷりのヘルシーディナーになりました。
ゲストは、その前日まで被災地にボランティアに行かれていて、現地の名産品もたくさん買って来て下さいました。
このサラダも、仙台名物牛タンを使ったサラミ入り。
自家製ドレッシングが美味でしたよん!
そして〆は、かますと小柱の炊き込みご飯。
それまで超洋食モードだったのに、いきなりベタな和食の登場です。
流れ的におかしいとは思いつつ、ナショナルで美味しそうなかますを発見したら、もう炊き込みご飯を作らずにいられませんでした。
でもまあ、これも家庭料理ならではのご愛嬌ということで!
はまぐりで取ったお出汁でお米を炊き、炊き上がったところに、生の小柱と塩焼きしたかますを乗せ、余熱で蒸します。
お出汁の量が少し多かったのか、お米がちょっと柔らかくなってしまいましたが、お味は悪くなく、ゲストはかます好きなので、喜んでいただきました。
3合分作ったのですが、あっという間に4人で完食。
プラス、ワイン5本、食後酒と、楽しすぎ、食べすぎ、飲みすぎの日曜日の夜でした。
レストランでワイワイも楽しいけれど、自宅でのお食事もやっぱり良いですね。