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美味しいテーブル

2007年 11月 21日 ( 1 )

ししゃも

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北海道から届いたししゃも。
北海道鵡川(むかわ)産の正真正銘の本物のししゃもです。

(ご存知の方も多いと思いますが、一応)
現在、スーパーなどで一般的に「ししゃも」として売られているものは、実はほとんどが本物のししゃもではありません。
あれは、「カペリン」と呼ばれる、ししゃもに似て非なる全く別のお魚。
カラフトやノルウェーなど、日本から遥か離れたところから輸入されているししゃもの代用品です。

本物のししゃもは、北海道の太平洋側海域のみに分布する日本固有のお魚で、鵡川、十勝川、釧路川など、ごく限られた特定の河川にのみ産卵のため遡上します。
その時期は、毎年10月中旬から約1~2ヶ月くらい。
つまり、本物のししゃもは、1年のうちでもごく僅かな期間にしか獲れない実に希少な食材なのです。


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手前の白っぽいのがメス、いわゆる「子持ちししゃも」です。
奥の艶やかに光っている黒いのがオス。
オスは、普段はメスと同じような色をしているのですが、産卵期にはこのような色に変わります。
ししゃもと言えば「子持ち」のイメージですけど、実はオスも非常に美味しい。
物によってはオスの方が高値で取引されます。


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塩気もちょうど良く、非常に繊細な味わい。
卵も、ニセししゃものものほどプチプチしていなくて、とってもしっとりしています。
(安値で売られているニセししゃもは、正体不明の卵(らしきもの?)を、カペリンのお腹に注射器で注入しているものがほとんどらしいです)
オスは、身が締まり、旨味がより強いです。
どちらもとっても美味しい!


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ちなみに、「ししゃも」を漢字で書くと「柳葉魚」。
思いっきり当て字ですが、とても風流なお名前です。

鵡川産のししゃもなど、普通のスーパーなどでは、まずお目にかかれるものではありませんが、昨今ではインターネットなどでお取り寄せできますので、もしまだ「本物のししゃも」を召し上がったことない方は、ぜひぜひ一度、お試しになられてはいかがでしょう。
まさに今が旬ですよん!
by mt_sophia | 2007-11-21 11:10 | 美味しいテーブル(和) | Trackback | Comments(2)