排骨麺
2008年 03月 23日
冷蔵庫の奥に、そろそろ使ってしまわないといけない中華麺を発見。
にらとにんじんと豚のロース肉もあったので、もやしだけ買い足して、お野菜たっぷりの排骨麺を作りました。
(排骨=パイコー、パイクー、またはパーコー)
「排骨」とは、もともと「骨付きのお肉」という意味なので、本来はスペアリブを使うべきなのでしょうけれど、日本で食べる排骨麺や排骨飯って、ほとんどがロース肉を使っていますよね。
なので、純粋な意味では、これは「排骨麺」とは呼べないのかも知れませんが、ま、台湾でも香港でも、排骨麺を頼んで、必ず骨付きのお肉が出てくるかといえばそうでもないような気がするので、今はもう、そこらへんはあいまいになっているのかも知れません。
*それと、日本では、「排骨麺(飯)」というと、このようにお肉を揚げたものが出てくることが多いですが、「排骨」=必ずしも揚げたものではなく、「骨付き肉」であれば、焼いたものでも、蒸したものでも、豚でも鶏でも、全て「排骨」となります。
豚のロース肉に、生姜、紹興酒、醤油、五香粉、カレー粉、オイスターソースなどで下味をつけてから、小麦粉と片栗粉と溶き卵をミックスした衣にまぶし、高温でからりと揚げました。
今日は、ロース肉1枚で作りましたが、薄切り肉を数枚重ねても美味しく出来ます。
お野菜類は、ごま油と塩、胡椒でサッと炒めただけ。
外で食べると、なぜかこの排骨麺、お肉どどーんで、お野菜はほとんど乗っていないことが多いのですが、今日はお野菜たっぷりいただけました。
カリカリの衣、ジューシーな豚肉、五香粉とカレー粉のスパイシーな香りが、食欲をそそります。
美味しい~。
ちなみに、おうちで排骨麺を作る時のポイントは、スープを少なめにすること。
スープが多いと、せっかくからりと揚げた排骨が、すぐに沈んでしまって、衣がくたくたになってしまいます。
(ま、それも美味しいんですけどね)