紅玉
2007年 10月 24日
先週我が家に届いた段ボールいっぱいの紅玉。
毎年冬になると、自分の農園で作っているりんごを送ってくれる青森の友人が、「美味しいパイを作ってね~」のメッセージと共に、今年はこの紅玉を送ってくれたのです。
(紅玉は、10月中旬が収穫の最盛期。いつもは12月にフジを送ってくれて、こちらは毎年お教室の方にもおすそ分けしたりして、皆で楽しませていただいております)
早速1個かじってみると、これがとってもみずみずしく、身は締まり、しびれるくらいの甘酸っぱさ!
むむむ…まさにこれぞ紅玉!!
さすが産地直送は違います。
ってことで、先週末、そのうちの12個を使って、まずはジャムにしました。
くし型に切ったりんごにグラニュー糖をまぶし、あとはストウブに入れてストーブに乗せるだけ。
1時間ほどコトコト煮ると、あっという間に美味しいりんごジャムの出来上がりです。
しっかり煮詰めて、りんご12個で、この瓶2.5個分くらい出来ました。
レモンなど入れなくても、酸味も甘みもバランス抜群。
りんごとグラニュー糖だけで、かくもこのように味わい深いジャムが出来るなんて、やはり何事も素材が大切なのだと改めて実感。
こちらは、そのりんごジャムを練りこんだケーキ。
実はこれ、ジャムを作る際に、一部ちょっと焦げてしまったのを、捨てるのはもったいないので、生地に混ぜて焼いてみたのが初めだったのですが、これがなかなか美味しかったので、2作目からも、ジャムを更に煮詰めて、少し焦げ目をつけてから使いました。
一晩置くと、生地がしっとりして、りんごと良く馴染み、とても美味しい。
それにしても、これ、なんというケーキなんでしょう。
一応パウンドケーキの型で焼いたのですが、全然違うものになりました。(笑)
ま、美味しかったから良いんですけどね。