中華弁当

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餃子というのは、作る人の数だけレシピがあり、使う材料、作り方、皮の包み方、焼き方、果ては食べ方に至るまで、本当にそれぞれです。
先月のレッスンの際、参考までに「ご家庭で作る餃子」について、皆様にアンケートを取ったのですが、白菜派、キャベツ派、両方派、長ネギ派、たまねぎ派、しいたけ派、たけのこ派、にら派、にんにく派、豚肉派、合挽き派、鶏肉派と、使う材料、組み合わせも、実に様々。
誰一人として同じ方はいらっしゃいません。
我が家は、基本的に白菜+長ネギ+豚肉+帆立で作るのですが(今回のレシピもそうでした)、配合はまずいつも適当だし(あ、レシピにはちゃんと明記しましたよ)、その日の気分でえびを入れたり、キャベツを入れたりもするので、出来上がりは、常に微妙に違うような気がします。
ご参加の方々にもそうおっしゃる方が多く、同じ人が作っても、二度と同じものが出来ないのが、この餃子という食べ物なのでしょう。

今回皆様から、色々なお話を聞いてとても面白かったのは、そのご家庭によって「お食事における餃子の位置づけ」が違うこと。
「今日は餃子!という時は、100個くらい作って、家族でバクバク食べます」という方と、「作っても、せいぜい一人あたり4、5個」という方と、「餃子はメイン派」と「サブ派」の二派に分かれました。
我が家は、家で作る時は、餃子は立派なメインとしてがっつりいただき、あとはちょっとした副菜とスープを添えるくらいですが、「あくまでも副菜で、他にメインも用意する」という方も複数名。
また、家ではメインになるのに、外で食べるとなると餃子は副菜、他にメインを取るのが普通という方も多く、これもまた不思議といえば不思議な現象です。

それともうひとつ面白かったのは、餃子の親戚ともいえる「シュウマイ」の存在。
一見似たもの同士のようですが、餃子は「今日は餃子よ」と言われてもがっくりしないけど、「今日はシュウマイよ」は淋しすぎる、他におかずはないのかとききたくなる、というのが、みんなの共通意見でした。
シュウマイの方が、お肉を多く使っているはずなのに、「今日のメインは餃子」はあり得ても、「今日のメインはシュウマイ」はあり得ないのですね。
これも不思議な気がしますけど、これが理屈でない、日本人の食生活の感覚なのだろうと思います。


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レッスンは全日程無事終了しましたが、冷蔵庫の中にはまだ、ちらりほらりと中華の食材が残っていたので、今日は一掃セールで中華弁当。
麻婆豆腐、焼き餃子、ちんげん菜と帆立の塩味炒め、ご飯にはごま油で炒めた高菜を乗せました。
お弁当なので、餃子はにんにく抜きです。
本当は、酸辛湯付きだったのに、持って行くのを忘れてしまいました。(涙)
Commented at 2007-09-05 17:07 x
ブログの持ち主だけに見える非公開コメントです。
Commented by mt_sophia at 2007-09-06 08:12
◆鍵コメさん◆
ご興味を持っていただき、ありがとうございます。
当教室へのご入会は、原則的に在籍されている方からご紹介のあった方のみに限らせていただいております。

もし参加ご希望ということであれば、大変恐れ入りますが、非公開コメントで結構ですので、詳しい自己紹介と連絡先、レッスン希望曜日と時間帯(昼か夜か)をお知らせ下さいませ。
折り返し当方よりご連絡させていただきます。

なお、場合によっては、ご希望に添えないこともあり得ますので、その点ご了承下さいませ。

by mt_sophia | 2007-09-03 20:36 | 今日のお弁当 | Trackback | Comments(2)

食べること飲むこと作ること大好き。日々の「美味しい」をお届けします。


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