アスパラガス2種
2007年 05月 12日
いつも行くスーパーにて、私の大好きなアスパラガス・ソバージュ(写真手前)を発見。
ホワイトアスパラガスは、今ではもう1年中買えるようになりましたけど、このアスパラガス・ソバージュは、自然のものなので、今の季節しかお目にかかれない貴重なお野菜です。
相変わらず高かったですが(1束1,780円なり)、1年ぶりの再会に心がときめき、思わず購入してしまいました。
このアスパラガス・ソバージュ、直訳すると「野生のアスパラガス」となりますが、厳密にいうと、あの一般的なアスパラガスとは、所属が違います。
つくしのような外見で、茎はとても細いですが、緑の味が濃く、オクラのような少しねっとりした食感。
春から初夏にかけてのほんの一時期、西ヨーロッパの森や野原に自生しているものを、手で摘んで収穫するそうなので、日本の山菜のようなイメージなのかも知れません。
今日は、ホワイトアスパラガスも1束購入し、アスパラガスづくしにしました。
アスパラガス・ソバージュは、シンプルに茹でただけ。
ホワイトアスパラガスは、半分を茹でて、半分はグリルしました。
付け合せは、冷蔵庫にあったハム。
ボイルしたホワイトアスパラガスは、すりおろしたパルミジャーノ・レッジャーノとポーチドエッグで。
が!ポーチドエッグは失敗。
火が入りすぎて、とろとろになりませんでした。ぐすん。
ホワイトアスパラガスは、少し柔らかすぎるくらい茹でた方が美味しい。
こちらは、グリルしたホワイトアスパラガス。
生のままグリルし、シンプルに塩、こしょうとオリーブオイルでいただきました。
ボイルしたアスパラガスにはない食感で、こちらも美味しい~。
アスパラガス・ソバージュは、マヨネーズで。
ぜいたくに、モリモリと食べてしまいました。
しゃきしゃき感とねっとり感が、これまた美味しい~。
今日は、二通りの調理方法のホワイトアスパラガスを同時に食べてよくわかったのですが、ホワイトアスパラガスの独特の優しい苦味は、ボイルした方がより豊かになります。
グリルしたものは、甘味の方が強く、不思議と苦味はあまり感じられませんでした。
同じ食材でも、調理方法が違うと、こんなに風味が違うんだ~と再発見。
今日はこの他、パスタでも作ろうかと思いましたが、これだけで充分におなかいっぱになってしまいました。
アスパラガスとハムのみって、まるでドイツ人ですかって感じですね。(笑)