ソムタム
2007年 02月 25日
タイの代表的なお料理「ソムタム」。
千切りした青パパイヤのサラダです。
タイに行くともう、どこでも食べることが出来る庶民的なお料理ですが、酸味、辛味、甘味が複雑に絡み合った、なかなか奥深い一品。
私は大好物で、タイに行くと必ず食べて帰ってきます。
で、今日はスーパーで、細切りになった青パパイヤが、いつもの3分の一の値段で売られているのを発見したので(正確には、いつもの値段で3パックついていた)、早速買って帰り、自分でソムタムを作ってみました。
基本の味付けは、ナンプラー、レモン汁、ライム汁、お砂糖、にんにく。
もちろん唐辛子もたっぷり入っています。
ソムタムに使う青パパイヤは、本来はソムタム専用のピーラーで削るため(タイに行くと、街角の至るところで、ソムタム用の青パパイヤを削っている風景に遭遇します)、「千切り」というよりは、どちらかというと「細いささがき」といった方が近いかも知れません。
なので、この青パパイヤの太目の千切りでは、今ひとつ雰囲気が出ませんでした。
やっぱりあのシャキシャキした歯ごたえのある青パパイヤは、タイでないと食べられないのね…。
ただ、味の方はばっちりでした。
画像では、あんまり赤く映ってないですが、唐辛子たっぷりで、実際はもっと真っ赤。
口から火が出るほど辛かったです。
*** ↓MrsCさんのコメントについての補足説明 ***
本来、ソムタムは、ソムタム用の壷に、パパイヤ以外の材料を入れて、すりこぎのような棒で潰しながら合えて行くのですが、現地でタイ人が食べるような本物のソムタムには、これに生の沢蟹を砕いたものが加わります。
屋台には、その沢蟹ももちろん置いてあるのですが、これが濁った水に無造作に放り込んであるだけのもので、もちろん蟹はすでに死亡後。
じりじりと照りつける太陽の下、すっかり生温くなっていると思われる濁り水に浸かった死んだ沢蟹なんて、とてもとても怖くて食べられませんて!(一発で死にます)
なので、私はいつも蟹抜きをお願いするのですが、あれを普通に食べているタイ人は、本当にすごいっ!
まあ、ソムタム壷は、1回1回洗うわけではないので、私のソムタムにも、少なからず沢蟹のエキスは含まれているとは思うのですが…。
(でも一度もあたったことはないので、もしかして沢蟹、大丈夫なの!?>自分)
いやいや、あれを食べているタイ人は本当にすごいです。世界中に疫病が流行っても、タイ人は生き残るのでは?
でも、壷は洗うわけでもないし、沢蟹エキス、私達もかなり摂取しているはずだったりするけど…。
そういえば、生牡蠣in炎天下濁り水バージョンもあったわね。
食中毒で、チュラロンコーン大学病院に入院程度ならまだしも、シリラート病院のあそこに仲間入り…なんてことになったら、しゃれにならないわ~。
内容充実、写真も文章もうまくて、このブログ、スゴイです!!
一気読みさせてもらいました。
個人的には、↑このマニアックなやりとりに、思わず吹き出してしまいました。
(自分もタイ好きなもんで…もちろんシリラートも知ってます)
初めまして。コメントありがとうございます。本当にマニアックですね。(笑)
yamyamさんも、タイがお好きなんですね~。私も、大好きです。タイには、いつまでもあのままでいてほしいと願ってやみません。