ミートラグーのパッケリ
2006年 10月 02日
パッケリとは、聞き慣れない名前だと思いますが、これもパスタのひとつ。
ホースをぶつ切りにしたような形状で、ナポリの三ツ星リストランテのシェフが、自分で食する最上のパスタの為に作りあげたのが始まりだそうです。
極太のショートパスタは、長い時間茹でてもしっかり目の食感が残り、噛めば噛むほど小麦粉の旨味が口いっぱいに広がります。
アルデンテに茹でたパッケリは、時にあごが疲れるほどの歯応えですが、これこそがまさにスローフードというべきものなのかも知れません。
これだけしっかりした食感のパスタですから、ソースも重めのものがよく合います。
今日は、牛肉、豚肉、鶏肉と、冷蔵庫にあった全てのお肉を適当に刻み、たまねぎと共に炒めてから、トマトソースで煮込んでラグーソースにしました。
中途半端にお肉が残った時などは、このようにラグーソースにすると、美味しいし、冷凍も出来るし、便利です。
上に散らしてあるのは、いただき物のバジル。
一般に売られているものに比べると、とても華奢なバジルですが、とても香り豊かで、美味しいバジルでした。
確かに、タイで食べるタイスキの具にこんな感じのがありましたね(小いかに詰め物をしたもの)。が、れっきとしたパスタです。我が家のシェフT氏の愛用パスタらしいです。究極のミートラグーには、セロリやにんじんを丁寧にみじん切りしてくれる小作人が必要ですね~。
ミートラグーは、1種類のお肉だけでやっても美味しいけれど、数種類のお肉を適当に混ぜて作るのも美味しいですね。メニューをあれこれ考えならが決めていくのは、私にとっても楽しみです。食べることも楽しいけれど、作ることも同じくらい楽しいです!