<今月のメニュー>
●ロシア風前菜盛り合わせ(レッドキャビア・サーロ・にしんのマリネ)
●オクロシュカ
●チキンのコトレータ
●蕎麦の実のカーシャ
●きゅうりとトマトのディル風味サラダ
●モスコミュール
●モルドバ産ワイン
●ロシアの黒パン(秋田サンドリヨン製)
ロシアから無事戻り、7月のレッスンメニューは、早速ロシア料理。
前菜は、ロシアから持ち帰った食材を使い、本場のお味を楽しんでいただきました。
サーロとは、豚の脂身の塩漬けのことで、イタリアでいうラルド的なもの。
薄切りにしたサーロを黒パンに乗せ、にんにくスライスを乗っけていただくのが、ウォッカのお供の定番でした。
オクロシュカとは、ロシアの伝統的な夏のスープで、冷たくしていただきます。
私はこれが大好きで、メニューに見つけると、いつも食べていました。
メインのコトレータは、サンクトペテルブルグのお宿で一緒になったロシア人ママから教えていただいたメニュー。
ロシアから持ち帰った蕎麦の実でカーシャ(お粥)を作り、一緒に添えました。
伝統的なロシア料理は、基本的にシンプルなので、奇をてらったものがなく、日本人好みのものが多いと思います。
一番の特徴は、やはりスメタナ(サワークリーム)の消費量でしょうか。
レッスンでも、業務用サイズのものが、あっという間にカラになりました。
といっても、スメタナ自体は、決して主張過ぎることはなく、あくまでも脇役といった感じに、メインの食材の美味しさを引き立たせてくれて、その万能食材ぶりに、感心しました。
やはり、国民食として愛されるには愛される理由があるものですね。
皆様、ロシア料理お楽しみいただけましたでしょうか。
機会があれば、ぜひ本場ロシアにもいらしてみて下さい!