ベッカフィーコ
2012年 09月 29日
今月のレッスンメニュー、「パレルモ風いわしのオーヴン焼き」のアレンジヴァージョン。
いわしに香草パン粉を乗せて、くるくると巻いて、楊枝で留めて、オーヴンで焼きました。
これだと「ベッカーフィーコ」という呼び名になります。
ベッカフィーコとは、小さくてぷくっと太った野鳥の名前。
その昔、シチリアの島民は、貧しさゆえにお肉を食べることができず、いわしをこのようにお料理して、鳥に見立てて食べていたのだとか。
パリパリに焼きあがったところに、じゅっとレモンをひと絞り。
非常にイタリアらしい一品だと思います。
ちなみに、いわしって、お店によってある時とない時がありますが、私の極めて個人的なご近所データは、以下の通りです。
<ここなら間違いなくほぼ毎日あり>
クイーンズイセタン白金高輪
ニッシン
明治屋
<日によるけれどかなり高確率>
京急ストアウィング高輪
大丸ピーコック
なにわや
<たまに見かけるかな程度>
ナショナル麻布
リンコス高輪
ご近所の方、参考になさってみて下さい。