骨まで愛して
2010年 01月 23日
11月のレッスンでご用意したスペイン産の生ハムですが、その後、我が家での数回に渡るクリスマスパーティ、忘年会と大活躍し、最後は元旦に、実家にて甥っ子たちに食べ尽くされ、ついに骨のみの状態になりました。
元々保存食として作られているものですし、特に今の季節なら、室温でも保存には全く問題ないということで、約2ヶ月の間、リビングのキャビネットの上に置きっぱなしでしたが、本当に最後の最後まで美味しくいただけました。
原木(骨付きの1本丸ごと)を買ったのは初めてでしたけど、ワインと同様、最初にナイフを入れた時に比べると、最後の方は、ずっと脂が柔らかくなり、肉の旨味と熟成感が増したのには驚きました。
これ、結構クセになりそうです。
ということで、最後はこの残った骨で、スープを取りました。
丸ごとそのままだと、さすがにお鍋には入り切らないので、まずはのこぎりで二つに切断。
これってかなり物騒な図なので、自分で自分の姿を具体的に想像しないようにしていましたが、紛れもなく、バラバラ殺豚事件の発生です。(笑)
切断した骨は、セロリ、にんじん、たまねぎなどと一緒に、途中あくを取りながらくつくつと数時間、を2回。
出来上がったスープは、やや塩気が強いものの、生ハムの旨味がよく出ていました。
ここまでされれば、ハムになった豚さんも、さぞや本望でしょう。
今月のレッスンでは、リゾットにこのスープを使います。
それにしても、この豚の残りの3本の脚も、世界のどこかで誰かの胃袋を幸せに満たしているのかと思うと、なんだか妙なロマンを感じます。
どんなリゾットなんでしょう~
「骨まで愛して」ってタイトル見て
えぇっ!食はガイジンっておっしゃるmt_sophia さま!?
まさか演歌好きでカラオケでも行っちゃったレポ?
とびっくりしました
記事をを読んでのこぎりもお持ちと知り
1度ならず2度までもびっくりいたしました
今月も楽しみにしてるね。ブヒブヒ
せんせの「石狩挽歌」がなつかしいです。