6月のレッスン
2009年 06月 24日
<今月のメニュー>
・かつおのタルタル
・かぼちゃの冷製スープ
・骨付きラムのカツレツ
・セルバチコのサラダ
・羊乳のヨーグルト
・白ワイン2種
急に暑くなったり、涼しくなったり、ジメジメ、ムシムシと、天候的にはあまりパッとしない毎日が続いた6月。
私自身、後半は体調が今ひとつだったのですが、何とか気力で乗り切り、無事今月のレッスンを終えることができました。
(先週の土曜日以降のレッスンにいらして下さった皆様、ひどい声で失礼しました)
さて今月は、今が旬の「かつお」を使ったお料理からスタート。
お刺身用のかつおを細かく叩き、薬味になるものを混ぜて、レモンとジンジャーでさっぱりと仕上げます。
これは、フランスに滞在中、お世話になった友人宅で作ってみたところ、とても好評だった一品で、今回レシピ化して、お教室でもご紹介してみました。
私自身、(恥ずかしながら)かつおは実は結構苦手な部類に入る食材だったりするのですが、塩と薬味を上手く使うことで、臭みも消え、とても食べやすくなります。
今月は、コンカッセにしたトマトを上に飾り、セルクルで抜いて、ちょいとしゃれた盛り付けにしてみました。
続いての冷製スープは、年に一度は登場するお教室の定番メニュー。
今年は、かぼちゃのスープにしてみました。
かぼちゃとたまねぎだけで作るシンプルなスープです。
自然な甘味とほくほく感で、心と体がホッとするような、優しいお味に仕上げました。
メインは、これまた年に一度は登場する「ラム」を使った一品。
今年は香草パン粉を使って、カツレツにしてみました。
骨付きラムは、肉叩きで可能な限り薄くのばし、パン粉をつけて、高温のオイルでからりと揚げます。
香ばしいパン粉と、柔らかいラムの相性は最高で、さくさくっと食べられてしまいます。
今月は、これにセルバチコ(ルッコラの一種)のサラダを添えていただきました。
セルバチコの苦味が、これまたラムによく合って美味しいのです。
いつもは最後にチーズですが、今月はちょっと志向を変えてヨーグルト。
ラムつながりで、「羊乳」を使ったヨーグルトです。
羊といっても、もちろんラム肉みたいな匂いなどはなく(あったら怖い)、クリーミーでコクがあり、とっても美味。
これに慣れてしまうと、普通の牛乳のヨーグルトが、妙に水っぽく感じてしまうほどです。
羊乳のヨーグルトは、日本ではあまり馴染みがないかも知れませんが、ナショナル麻布、Nisshinなら、これ1種類だけ置いてます。
(ちなみに、ヨーグルトは、朝の空腹時より、お夕飯の直後にいただくのが、一番効果的なんだそうな)
ということで、今月は、かつおにラムにセルバチコと、比較的個性的な食材が多かったですが、さすが食いしん坊揃い、皆様全くノープロブレムで、嬉しい限りでした。
といっても、季節柄か、体調不良の方もちらほらお見受けしましたので(含:自分)、皆様どうぞくれぐれも体調にはお気をつけ下さいませ。
また来月、元気にお会いできることを楽しみにしています。
そうそう、このヨーグルト、貴女は絶対に好きだろうと思って、この前買っておいたのに、渡すのをすっかり忘れておりました。次回お会いする時には必ず持って行きます。
このヨーグルトはオーストラリア産です。需要が少ないからか、さすがにヨーロッパからの輸入品はないみたい。
色々調べたところ、流通している国産品は、北海道の松山牧場というところが作っている「メリーさんのひつじヨーグルト」という1種類のみのようです。注文を受けてから作って送ってくれるそうなので、近いうちに取り寄せてみようと思っています。
あらら、体調不良でしたか?
梅雨時のキツイ時季ですものね。どうぞご自愛下さいませ・・・。
で、羊のヨーグルトに反応。(笑)
トルコでよく食べてましたよ~。
そうそう、コクがありますね。
このほか、水牛のヨーグルトなどもよく食べていましたが、トルコはさすがヨーグルト大国だけあって、どれも濃厚で美味しかったです。
しかし、夕方に食した方が効果的とは・・・。
知りませんでした~。
我が家は朝食代わりのヨーグルト、なのですが・・・、
摂取方法を変えたほうが良さそうですね?^^;
季節の変わり目で、ジョンともどもひどい風邪で1週間死んでました。
やはりトルコは羊のヨーグルトが美味しいんですね~。フランスでも羊のヨーグルトはとてもポピュラーでした。日本でも探したのですが、見つかりませんでした。色々な規則で、輸入制限されているのかも?
今回、お教室に来ていただいている方に教えていただいて初めて知ったのですが、ビフィズス菌というのは、お腹が満たされている状態で摂取するのが一番効果的で、空腹時に摂取しても、たいがいが死んでしまうのだそうです。なので、夕食直後にいただくのが一番効果的なんだとか。
フランスでお世話になったお宅の方々が、いつも寝る前に食べていて、日本人の「ヨーグルト=朝食」というイメージとはずいぶん違うなあと思っていたのですが、なるほど、そういうことだったのねと思いました。
先週末に釣り仲間が大勢、海の家に集まったので、お教室仲間のヨウコさんと二人して「かつおのタルタル」を早速、復習しちゃいましたぁ~~。
何と!ヨウコさんは「サーモンクリーム」と「サルシッチャ」まで作ってきてくれて…フリットを作ろうとして"ビールはあったけど、小麦粉がなかった"人とは思えませんでしたぁ~~。
ちゃんと先生に報告してね!とのことだったので…。
しかも、お味もちゃんと・ちゃんとでしたよん。
「人間やればできる」まで、学んだ感じですぅ~~。
羊乳のヨーグルトはどんな味がするんでしょう?想像がつきません!興味深い。そしてヨーグルトは夕食後に食べるのがいいとは・・・乳製品って(チーズ以外)、先入観からか何となく朝の方が食べる気にはなるんですけどね。勉強になりました!
私もいつも、「bambiちゃんがいたら喜ぶだろうな~」などと考えながらレシピを作ってますよ。こちらに戻ってくることがあれば、またいつでも参加して下さい。
ヨーグルトに含まれるビフィズス菌は、食後の方が活性化するのだそうです。羊のヨーグルトは、ほとんど(私には)クセがなく感じました。濃厚で美味しいです。うちは、ジョンくんも今は毎日これを食べてます。今度送りますね。