粥、麺、粥、麺、麺、麺、麺…

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今回は、香港島側のホテルに宿泊。
駅やフェリーターミナルに直結、お隣にはショッピングモールと、ロケーションは最高なのですが、お部屋からの眺めだけを取ると、九龍側に泊まった方が、より香港らしい景色を楽しめるかも知れません。
上記の画像は、そのホテルのすぐお隣にある、現在香港で一番背の高い国際金融センタービル(IFC)。
地上88階、約420メートルの高さを誇り、あの夜景の名所ヴィクトリアピークの展望台と、実は同じくらいの高さなんだそうです。
(初日の画像は、ヴィクトリアピークからの眺めです)

相変わらず、香港のこのビル群の景色には圧倒されっぱなしですが、2002年に新しい空港が開業して以来、中心部の建築の規制が緩和されたとかで、ビルの高層化は更に進んでいるのだそう。
来年には、九龍側に、香港一高いビルが新たに完成予定とのことで、今後もますますこの摩天楼は、進化を続けるようです。
すごいな~。

ってことで、続いてはお粥と麺のレポートを。


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えびワンタン麺で有名な「麥奀雲吞麺世家」(Mak's Noodle)。
いくつか支店があるようですが、私たちはセントラルの本店に行ってみました。
小さなお椀1杯で28HKDは、他のお店に比べると破格(高い)のお値段ですが、お味は非常にあっさりとしていて上品で美味しい。
何でも、カレイの干物で出汁を取っているのだとか。
ワンタンもぷりぷりで、ん~美味しい♪


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こちらは、「羅富記粥麺専家」。
ここのお粥は、お米の香りが高く、味わい深くて、体にスーッと入って行く感じ。
本当に美味しい。
香港に来ると必ず食べます。
この日は、10時を過ぎていてので、えびワンタン麺も食べられました。
こちらはMakのより、お味濃い目で、ちょっと油っぽく、やや日本のラーメンぽいイメージ。
でもこれはこれで美味しい~♪


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「福臨門」でも、お粥を食べてみました。
羅富記のより、お米の粒々がやや残っていて、ぽってりした感じ。
お味は、意外なことに、羅福記より薄目だったので、ジョンくんにもそのまま食べさせられました。


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ピータンで有名な鏞記のお向かいにある「黃枝記粥麵店」。
最後にどうしてももう一度お粥が食べたくて、空港に向かう途中、荷物をタクシーに残して、立ち寄りました(笑)。
ここのお粥も、ほろほろと角の取れたお米とスープが、スーッと体に染み入ります。
ん~美味しい。


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相席になった香港人が食べていた麺が美味しそうだったので、同じものを注文。
なんという名前なのかはわかりませんが、焼きそばのような麺に、甘辛いお肉が乗っていました。
細くてスナッキーな麺の食感が独特で、夫は気に入った模様。


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ここでも、ついでにえびワンタン麺。
えびの出汁が強めで、最初はちょっとびっくりですが、上記の焼きそばと一緒に食べるのが、なかなか良い感じでした。
ワンタンは、ちょっと泥臭さがあったかな。
でもまあ、非常に香港らしいといえば香港らしいお味のえびワンタンでした。


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こちらは番外編。
空港のラウンジにて、ワンタン麺と坦々麺。
キャセイのラウンジのヌードルバーは、レベルが高いことで有名なのです。
一番最初に夫と来た時、私はお買い物していて時間がなく、彼だけが立ち寄って食べて、それ以来、「あの坦々麺は美味しかった~」と意地悪で言われ続けていたので、今回ようやくリベンジを果たし、スッキリしました(笑)。
ワンタン麺は、それほどでもありませんでしたが、確かに坦々麺は美味しかったです。


香港のお店は、麺もお粥も、一品が比較的少量なので、飽きることなく最後まで食べられるのがありがたい。
(日本のラーメンだと、それだけでおなかいっぱいになっちゃいますもんね)
Mak'sのえびワンタンなんて、非常にあっさりしているので、もう何杯もいけちゃいそうでした。
初日の「龍景軒」1回分が、ちょうどえびワンタン麺100杯分でしたけど、私なら迷わず後者を選びますね。

そういえば、香港行きを決める前に、自分でもお粥を作り、なかなかの出来だったと(自己)満足してましたけれど、やっぱり香港で食べるものの足元にも及ばないことを痛感。
まあ、お米の種類が違うっていうのもあるのでしょうけれど、お粥というよりは、むしろポタージュのようなあの味わい、一体どうしたら再現できるのでしょう。
今年の研究課題にしたいと思います。


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香港島と九龍島を結ぶスターフェリーからの景色(香港島側)。
週末だったので、電気のついていないビルも多かったはずですが、でもやっぱりすごいです。
Commented by Mrs.C at 2009-01-07 21:11 x
これは台湾の例なので香港とは違うかもしれないが、おかゆ専用に「砕米」というのを買うと聞いたのでそれだとポタージュっぽくなるのかもしれない
エビわんたんはあのしなびたような感じの麺が最初はとっつきにくかったけどなれるとあれがいい
Commented by mt_sophia at 2009-01-08 21:58
◆MrsCさん◆
砕いたお米をお粥に使うのは私も聞いたことがあるのですが、香港のお粥の名店の紹介記事で、「多くのお店が手っ取り早く砕米を使っているのに対し、ここはちゃんとしたお米から作っています」と、まるで砕米を使うのが手抜きであるかのような記述を読んだことがあるのです。「砕米」というのは、精米の途中で壊れてしまったお米を格安で売っているのでしょうか。でも、お粥にはわざわざ米を砕いて使うという話も聞いたことあるし…。
今日、日本のお米とタイ米で、同時に同じお鍋で作ってみたのですが、やはり日本のお米のほうが、ぽってりと仕上がりますね。

えびワンタンは、あのスナックっぽい麺の感じが良いですね。日本でももっと食べられると良いんですが。
Commented by bambi at 2009-01-13 18:25 x
先生の写真から香港のあの熱気や喧騒が伝わってきてわくわくします!らふくきのポタージュのようなおかゆ、食べたいなぁ。いつかエスニッククラスで中華粥やってください!飛行機乗って駆けつけます!
Commented by mt_sophia at 2009-01-16 09:20
◆bambiさん◆ 
羅福記のお粥は、本当に美味しいですね。さらりとしているのに、味わい深くて、前回お店がお休みで行けなかった夫も、今回食べられて大喜びでした。お粥は、今年ちょっと研究してみます。
by mt_sophia | 2009-01-07 13:41 | 美味しい旅・風景 | Trackback | Comments(4)

食べること飲むこと作ること大好き。日々の「美味しい」をお届けします。


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