<   2009年 01月 ( 12 )   > この月の画像一覧

1月のレッスン

f0107364_16422241.gif

<今月のメニュー>
 ・ホットワイン
 ・豆のサラダ マスタード風味
 ・白子の香草バター焼き
 ・かぶと白身魚のスープ仕立て
 ・白ワイン(サンセール)
 ・チーズ(カマンベール・クール・ド・リヨン)

本年第1回目のレッスンが、無事終了いたしました。
風邪が流行る季節ですが、今月はお一人の欠席もなく、皆様と元気に新年のご挨拶を交わせましたことを、大変嬉しく思っております。
本年もどうぞよろしくお願いいします。


f0107364_16452595.gif

(丑年につき、各種ウシさん登場)

さてさて、毎年のことながら、1月は、年末年始で酷使しまくった胃と肝臓を労わるべく、体に優しいメニューを用意しました。

まずは、昨年に引き続き、新年のウェルカムドリンクにホットワイン。
昨年は赤ワインで作りましたが、今年は白ワインを使ってみました。
はちみつや各種スパイスの効果で、体がほんわりと温まり、レシピの説明中、思わずうつらうつらされる方もいたりいなかったり…!?
色々なバージョンでお楽しみいただけるので、皆様、手に入る材料で、お好みでアレンジしてみて下さい。


f0107364_15544437.gif

前菜は、お豆のサラダ。
いんげん豆、ひよこ豆、うぐいす豆、うずら豆などなど、乾燥豆を一晩お水につけて戻し、ふっくらと茹で上げて、マスタード風味で仕上げます。
お豆のこの豊かなほくほく感、お豆って美味しいなあ~と、つくづく思える一品です。
(お豆が美味しく感じられるのは、年をとった証拠なんですって…)

白子の香草バター焼きは、新鮮な鱈の白子を、エスカルゴバターでオーブン焼きした一品。
築地で仕入れたぷりぷりの白子は、全く臭みがなく、クリーミーでとっても美味。
白子のようなマニアックな食材は、好き嫌いがはっきり分かれるところですが、苦手とおっしゃっていた方も、それなりに美味しく召し上がっていただけたようでした。
エシャロットの「超みじん切り」を担当して下さった各クラスの皆様、お疲れ様でございました。

メインは、今が旬のかぶと、白身魚のスープ仕立て。
あさりでとったスープをたっぷり吸ったかぶは、お口の中でとろとろにとけ、甘味がふんわりと広がります。
香ばしく焼いた白身魚とスープも相性も良く、滋味あふれる優しいお味に、疲れた胃腸もホッと一息。
ホットワインで体がぽかぽか、白子の香草バター焼きで更にぽかぽか、このスープでもっとぽかぽか、身も心も芯から温まる今月のメニューでした。


f0107364_1701783.jpg

今月は、ウエッジウッドの「フロレンティーン・ターコイズ」。
メイン料理のかぶとお魚の白さが生きるように、今月はこのディナーセットを使いました。

早いもので、今年でこのお料理教室も10周年。
4月には、11年目に突入します。
これからも、「簡単、美味しい、楽しい」をモットーに、皆様に楽しみにしていただけるようなお教室を続けて行きたいと思っておりますので、なにとぞよろしくお願いいたします。
春頃には、10周年の記念イベントも開催予定ですので、皆様お楽しみに!


f0107364_16583246.gif

ママ&キッズクラスのボーイズの成長も、毎月のお楽しみ。
この日は、3人並んでミカ先生と一緒にお遊戯し、何やら楽しそうに笑い転げていました。
by mt_sophia | 2009-01-31 15:40 | クラス(お料理) | Trackback | Comments(4)

いか飯 oishii

f0107364_16425525.gif

週末は実家で家族の集まりがあるのですが、こういう時はいつも何か一品持ち寄ることになっているので、前日に作っておけるもの…と考えながらスーパーをうろうろしていたところ、中サイズのやりいかを発見。
ちょうどいか飯なんかどうかなと考えていたところだったので、このやりいかを使って、ころころサイズのものを作ることに決めました。
我が家の男性陣は、日本酒&焼酎派なので、家族での集まりの時は、たいてい和食を作って行くことが多いのです。


f0107364_16432769.gif

本日使用したやりいか。
15センチくらいの大きさのものを12はい買いました。
1はい、1はい、足を取り、中をお掃除して、皮をむきます。
いかの美味しい季節にいか飯を作ろうとなると、たとえ水道でも水が冷たいので、この作業が意外と辛い。
でも、いかの皮がつるりと剥けた時って、なんだか妙にスカッとするんですよね。


f0107364_16435861.gif

いかに、7分ほどお米を詰めて、爪楊枝で口をして、ストウブのXOパンに並べた図。
中に詰めるお米は、もち米と普通のお米を4:1くらいで配合しました。
お米には、細かく刻んだいかのゲソ、ささがきごぼう、千切りのにんじんも一緒に混ぜ合わせます。
お米を詰めすぎると、いかが爆発しちゃうので要注意!


f0107364_1644228.gif

日本酒、みりん、出汁、お醤油、そして白下糖も加えて、くつくつと20分ほど煮ます。
すぐにいかは縮んで小さくなり、反対にお米は膨らんでくるので、10分ほど経つと、いかがころころになってきます。
一般的に、「いか飯」というと真いか(するめいか)を使うことが多いと思いますが、するめは火を通すとかたくなってしまうので、我が家は柔らかいやりいかを使う方が好み。
この方が、一口でぱっくりと食べられるし、いかとご飯の割合のバランスも良いように思います。

f0107364_16462663.gif

小皿にぴったりおさまるミニいかめしの出来上がり。
身はぷりぷりで柔らかいし、中のご飯は、いかのエキスをたっぷり吸って、旨味凝縮。
この甘辛いお醤油味は、永久不滅の日本の味ですね。

いかが豊富に出回る今の季節、皆様もぜひお試し下さい~。
by mt_sophia | 2009-01-27 15:04 | 美味しいテーブル(和) | Trackback | Comments(2)

赤座えび

f0107364_11243228.gif

築地で見かけた「赤座えび」。
赤座えびとは、別名「手長えび」とも呼ばれ、画像ではわかりにくいかも知れませんが、胴体と同じくらい長いはさみ(手)を持っています。
(厳密にいうと、学名的にいう「手長えび」とは、淡水に棲む全く違う種類のえびのことを指すのですが、一般には、この赤座えびのことを、「手長えび」と呼ぶことが多いようです)

身は繊細で柔らかく、甘味が強くて、とにかく美味しい。
甲殻類ラブの私ですが、その中でも一番好きなのがこの赤座えびです。
(イタリアンでは「スカンピ」、フレンチでは「ラングスティーン」ですね)


f0107364_11341988.gif

私が育った神奈川の海辺では、その昔は、地魚を出すようなお店で、普通に見かけたりもしたものですが、最近はかなり稀少な食材となったようで、まずお目にかかれません。
東京でも、たまに、イタリアンのお店などでメニューに見つけたりしますが、「時価」なんて書いてあると怖くて頼めませんて!(笑)


f0107364_11455812.gif

しかし、そんな稀少な赤座えびも、築地に行けば、生きたまま水槽で売られています。
サイズも、小さいものからちょっとしたロブスターくらいの大きさのものまで、様々。
今日は、すでに他にも食材をたくさん買ってしまっていたので、お味見程度に、中サイズのものを2尾だけ買って帰って来ました。
本当なら炭火で焼きたいところでしたが、東京のマンション暮らしではちょっと無理なので、身はシンプルにストウブでワイン蒸しにし、レモンバターで、頭と手の部分は、出汁をとって、翌日お味噌汁にしました。
どちらもめちゃくちゃ美味しくて、夫共々うっとり。
あぁ~バケツいっぱい食べたい~!!

そのうち、お教室でも登場させたいと思っております。
by mt_sophia | 2009-01-25 11:25 | 食材・ツール | Trackback | Comments(4)

白ごま坦々鍋

f0107364_13362376.gif

今日のお昼は、絶対に坦々麺を食べようと思っていたのに、ちょっと色々あって食べ損ねてしまい、かなりがっくりと午後を過ごしました。
夜は、友人が我が家に来て、豚しゃぶをする予定だったのですが、どうにも坦々麺への未練が断ち切れなかったので、ならば豚しゃぶと坦々麺を合体させてしまおうと、独断で「坦々鍋」に決定。
坦々麺は、好きでよく作るのですが、お鍋にするのは初めてです。
さすがに、麺と同じスープを作ったのでは濃すぎるだろうと思い、ベースのスープは少し薄目に仕上げて、練りごまをたっぷり加えました。
隠し味には、先日ある方からいただいた激うまの生湯葉のパックにちょこっと残っていた豆乳も。
豆乳と練りごまって相性が良く、これで驚くほどミルキーな味わいになります。


f0107364_13581036.gif

豚バラは、もちろん今半の東京エックス。
もっちりもちもちで、赤身と脂身のバランスが絶妙。
個人的には、お鍋に入れるには、ここの豚バラが最高と思っています。
お野菜は、にら、たまねぎ、キャベツ、えのき、そして右に見えるのは、「広東白菜」なるミニ野菜。


f0107364_1414543.gif

白菜と青梗菜と搨菜(ターサイ)を足して3で割ったようなこの広東白菜。
火を通すと甘味が増し、また切る必要もないサイズなので、お鍋にグッドです。
お鍋の季節になると、色々なお野菜が出回るので、面白いですね。


f0107364_14232387.gif

〆はもちろんラーメン!
軽く湯がいてから、お鍋に入れました。
食べ始めの頃より、スープも旨味を増して、より味わい深くなります。
いわゆる坦々麺とはちょっと違いますが、でもこれはこれで素晴らしく美味しい。
大満足~♪


f0107364_14314216.gif

お鍋には今ひとつ反応の悪い夫ですが、坦々麺は大好きなので、このお鍋なら喜ぶかも。
近いうちもう一度登場させたいと思います。
美味しかった~!
by mt_sophia | 2009-01-22 21:32 | 美味しいテーブル(Asian) | Trackback | Comments(0)

白下糖

f0107364_14414619.gif

讃岐土産にいただいた「白下糖」。
讃岐といえばの和三盆は知っていても、この「白下糖」を見るのは初めてだったので、ちょっと調べてみたところ、どうやら和三盆になる手前の、より原料(竹糖と呼ばれるさとうきびの一種)に近い糖のようです。
(この白下糖を盆の上で水分を加えて練り上げ、「研ぎ」という作業を繰り返したものが、「和三盆」になるんだそうです→盆の上で3回作業を繰り返して「和三盆」)

「白下糖」とは、「白くなる前の糖」という意味なんだそうなので、見ての通り、黒糖なのですが、沖縄などの黒糖に比べると、甘味は格段に控えめで、非常に上品な味わい。
そのままポンとお口の中に入れると、ほんわりとみやびな甘さが広がり、いつまでもその優しい香りが口の中に残ります。
こういう繊細な味覚に触れると、つくづく日本人に生まれて良かったと思います。


f0107364_15443159.gif

我が家は、煮物や焼き物のたれなど、お料理に黒糖を使うことが多いので、この白下糖も、ちょこっとずつ日々のお料理に使わせていただいています。
豪快に塊り肉を炭火で焼くような時に使うたれには、沖縄の黒糖の方が味が強くて合っているように思いますが、日々のちょっとした和風のお料理の味付けには、この白下糖が大活躍。
煮魚、照り焼き、お肉のそぼろ、きんぴらなど、白下糖の上品な甘味は、素材をグッと引き立てて、なんだかお料理自体が、ちょっとランクアップした気になります。


f0107364_15551637.gif

こちらは、我が家の冬の定番「牡蠣の炊き込みご飯」。
和風出汁、お醤油、お酒、たっぷりの生姜汁、そしてこの白下糖を加えて、牡蠣をしぐれ煮にし、煮汁と、別にあさりから取ったお出汁を合わせて、一緒に炊き込みます。
牡蠣から出た煮汁、白下糖、ひじきで、ベースのスープはほとんど真っ黒ですが、炊き上がりは見た目ほど味は濃くなく、磯の香りたっぷりで本当に美味しい。
お茶碗3杯は楽勝です。

f0107364_1621599.gif

炊き込みご飯は、この日のお弁当にも入れました。
夫も、この炊き込みご飯は大好きなのですが、これに使う牡蠣は、築地まで行かないと手に入らないので、今年はそう簡単に作れそうもないのがちょっと残念…。

ちなみに、200年以上の伝統を誇るこの「白下糖」を支える職人さんも、今では産地香川にも、もうわずかな人数しかいないのだそう。
国からの保護や援助もなく、後継者もほとんどいないとなれば、この素晴らしい日本の伝統の味を口に出来るのも、もうあとわずかかも知れません。
非常に残念なこととわかっていながら、何をする術もない私たちには、ただただ、今いただける幸せに感謝することしか出来ないのでしょうか。
大切に大切に、いただきたいと思います。
by mt_sophia | 2009-01-17 20:37 | 美味しいテーブル(和) | Trackback | Comments(4)

ジャノミのカリー

f0107364_1036321.gif

今から4、5年前の土曜日のレッスンにいらしていた方は、我が家にはいつも、スパイシーなカリーの香りが漂っていたのを覚えていらっしゃいますでしょうか。
当時我が家に家事のお手伝いに来てくれていた女性(ジャノミ)は、スリランカの出身で、週末になるといつも、彼女特製のスリランカカリーを作ってくれていました。
これが美味しいのなんのって、どこのお店のカリーを食べるより、我が家では彼女のカリーが今もって一番。
特に夫は、彼女のカリーの大ファンで、当時は土曜日が来るのをいつもとても楽しみにしていました。
その後、彼女は結婚→出産、そして遠くに越してしまったこともあって、我が家のお仕事はやめてしまったのですが、電話で話すたびに、私がカリー、カリーとうるさいので(笑)、先日久しぶりにカリーを作りに来てくれました。


f0107364_11135844.gif

こちらが、そのジャノミ。
お料理上手はもちろんのこと、家事全般のエキスパートです。
「ジャノミ~ヘルプ~」と、カレー作りからズボンの裾上げまで、彼女には本当に助けてもらいました。
今日は、自宅からいつものスパイス持参で来てくれて、チキンのカリーを作ってくれました。


f0107364_11301626.gif

私がカリーを作るとなると、半日がかりの大仕事ですが、彼女はいつもササっと20分くらいで作ってしまいます。
たまねぎも、別に炒めるのではなく、こうやってチキンにまぶして一緒に炒めるようです。
こんなに簡単に作ってしまうのに、味わい深くて美味しいのが不思議。


f0107364_11343765.gif

チキンに火が回ったら、お水、ココナッツミルクを加えて、しばし煮込んだら出来上がり。
仕上げに、フレッシュなコリアンダー(パクチー)を散らしています。
薫り高いスパイスたっぷりのこのカリー、顔を近づけただけで、目がしょぼしょぼするくらいの辛さなのですが、食べてみると、不思議とどこか甘さも感じます。
ターメリックライスとの相性はばっちり!
ああああ~ん!この味、久しぶり!美味しい~!!
夫も、久しぶりに彼女のカリーを食べて、大喜びでした。
いつも言うのですが、「お店開けば良いのにね」とも。


f0107364_11473023.gif

今日もずっと作るところを見学していたのですが、お味の決め手は、ジャノミ家秘伝のスパイスのようなので、習ったところで同じものは出来上がらないのでしょう。
ってことで、これからも彼女に作ってもらうしかないようです。
by mt_sophia | 2009-01-14 10:35 | 美味しいテーブル(Asian) | Trackback | Comments(8)

たらちり

f0107364_12274154.gif

香港から無事戻り、しばしおとなしく自宅でお粥の研究などしておりましたが、この週末は、海外から友人が来日するので、夕食の食材を探しに、久しぶりに築地に行って来ました。
いか、えび、かに、牡蠣、あんこう…と、冬の食材てんこ盛りの築地は、本当に魅力的で、もう何周しても飽きることがありません。
目に付くものを全部買ってしまいたくなる衝動を抑えながら、あれこれ見て回っているところに、お手頃サイズの真鱈(オス)を発見。
ぷっくり太って何とも美味しそうだし、今日のお客様は大の白子好きなので、今夜はこれ1匹丸ごとで、たらちりにすることにしました。


f0107364_12441967.gif

今日の真鱈は、約4キロ。
だいたい今の季節、築地で見かけるのは、その倍くらいの大きさのものが多く、家庭で消費するにはちょっと大きすぎるのですが、今日のサイズなら問題なし。
といっても、我が家の狭いキッチンでこれをさばくのは至難の業なので、さてどうしたものかと、だめもとでお店の方に相談したら、「いいよ、やってやるよ!」と、なんとその場で3枚におろしてくれました。
ラッキー!
(普通、場内のお店は、さばいてくれないところが多いのですが、今日は特別サービスでした)

頭を落とす時、包丁がガリっと大きな音を立てたので、何事かと思ったら、中から出てきたのは大きな釣り針。
野田岩のうなぎで針が出てきたことはありませんが(笑)、今日の真鱈は正真正銘の釣り物です。


f0107364_12563720.gif

白子もたっぷり。
とにかく新鮮、このままお刺身でも食べられます。
今日は、一部をお鍋に入れ、一部はエスカルゴバターで、オーブン焼きにしました。
白子ラヴのフランス人は大喜び。
白子にむこうに見えるのは、鱈の肝臓。
こちらももちろん、お鍋に入れました。


f0107364_14323874.gif

ベースのお出汁は、鱈の中骨と頭を丸ごと使って、じっくりと煮出しました。
これが何とも上品なあっさりとした良いお味で、お味見して、思わずうっとり。
自然の味って、どうしてこんなに滋味深いのでしょう~。

今日の具は、鱈の身、白子、肝、お野菜は、白菜、ほうれん草、水菜、長ネギ、きのこ類、お豆腐など。
ぷりぷりした鱈の身の美味しいことと言ったら、やっぱりスーパーの切り身とは全然違~う。
4キロ分、えっこらえっこら持ち帰った甲斐がありました。

それにしても、魚へんに「雪」と書いて「たら」とは、何とも季節感あふれる風流な(当て)字。
旬のお魚をこうやって美味しくいただけるのは、本当に幸せなことです。
by mt_sophia | 2009-01-11 12:26 | お客様備忘録 | Trackback | Comments(0)

香港の味

f0107364_10594167.gif

麺、お粥に続き、香港で忘れてならないのが、「煲仔飯(ボウチャイファン)」。
煲仔飯とは、土鍋で作る炊き込みご飯のことで、基本的には冬の食べ物のようですが、場所によっては、1年を通して食べられます。
(日本でいうおでんみたいなイメージ?)

私は、中心部からちょっと離れた「九龍城」という街にある「添楽園」というお店の煲仔飯が大好きなのですが、今回はそこまで足を伸ばす余裕がなく、近場の「油麻地」に食べに行ってきました。
油麻地には、煲仔飯のお店がたくさんあり、季節を問わず煲仔飯が食べられます。


f0107364_213098.gif

油麻地の駅近く、通称「男人街」の一角に、煲仔飯のお店がひしめいています。
行ってみたかったお店は、なんと30人ほどが並ぶ長蛇の列!
さすがにジョンくん連れで、この雑踏の中、長時間並ぶのは無理なので、ここは潔くあきらめたものの、他のお店もどこも大混雑。
なんとかその中に1つ空いているテーブルを見つけ、やっとこさ席に着きました。
そして早速、2種類の煲仔飯をオーダー。


f0107364_1145126.gif

待つこと15分。
ようやく煲仔飯が運ばれてきました。
ひとつひとつお米から炊き上げるので、多少時間がかかるのは仕方なし。
野菜炒めでもつまみながら、ビールを飲んで待っていましょう。


f0107364_1459566.gif

じゃーん!
蓋を取るとこんな感じ。
手前が、豚肉と咸魚(ハムユイ)の煲仔飯、奥は鶏肉とタコの煲仔飯。
これに、各テーブルの上に置いてあるお醤油ベースのたれをかけて、全体をよく混ぜ合わせていただきます。
ん~香ばしいこの香り♪
食欲をそそります!


f0107364_1545749.gif

たれの色が濃いので、お味も強いのかと思ったら、意外とそうでもなく、結構たっぷりかけて、ひたすら混ぜ混ぜ。
ご飯がパラパラで香ばしく、あっさりしていて、めちゃくちゃ美味しい~♪
もう何杯でも食べられちゃいます。
初めて食べた夫も、えらく気に入った模様。
はふはふ言いながら、二人でペロリと平らげました。
あ~美味しい♪


f0107364_15163967.giff0107364_15164935.gif


煲仔飯って夜の食べ物らしく、九龍城の「添楽園」もそうですが、お店はお昼も営業していても、「煲仔飯は夜のみ」ってところが多い模様。
私たちが食べたところも、「煲仔飯は夕方6時から」とのことでした。
それにしても美味しかった~♪
これだけのために、香港まで来ても良いくらい!!


f0107364_1531436.gif

そしてもうひとつの香港の味といえば、「飲茶」。
福臨門でも食べましたが、もうちょっとローカルな飲茶をということで、ホテルから比較的近い「蓮香楼」に行って来ました。
お店に入ってびっくり!
店内は全席満席、広いホールは、人、人、人でごった返しています。


f0107364_1627557.gif

飛び交う広東語と香港人の食パワーににやや圧倒されながらも、やっと空席を見つけて、なんとか着席。
相席の香港人に教えてもらいながら、お茶を注文し、飲茶を何品かいただきました。
ここは昔ながらのワゴン式なので、廻って来るワゴンを逐一チェックして、食べたいものをピックアップします。
その際、あらかじめ渡される伝票を出すと、取った分のはんこを押してくれるので、最後にそれでお会計するシステム。


f0107364_184929.gif

(テーブルが狭く、カメラを構えるスペースがなくて、画像がずれています)
夫の大好きな蓮包みご飯。
ほんわりと蓮の葉の香りが漂い、もちもちのご飯がめちゃくちゃ美味しい~♪
蒸篭に入っているのは、間違って取ってしまったあんこ入りのお饅頭。
チャーシュー系かと思って取ったので、ちょっとびっくりでしたが、でもこれもとても美味しかった。
もう一度食べたいお味です。


f0107364_1856585.gif

この「蓮香楼」、とても美味しかったのですが、店構え、雰囲気ともに、あの「陸羽茶室」に比べると、圧倒的にローカル色が強く、ちょっと上級者向きかなという印象。
大勢の人がひしめき合っていて、騒々しい雰囲気は香港そのものという感じで、以前の私ならきっともっと楽しんだろうけれど、ジョンくん連れの今はなかなかそうも行かず、もうちょっとゆっくり出来るところの方が気が楽だったかなと思いました。


f0107364_2132912.gif

ちなみにそのジョンくんは、まだ離乳食中なので、彼には自宅で作ったお粥を冷蔵保存して持って行き、ホテルのお部屋で温めて、食べさせていました。
もちろん、行く先々で食べられそうなものがあれば、それも少しずつ。
福臨門では、ふかひれスープもちょこっと飲んでました。
今回は、ホテルのラウンジが使えるお部屋に泊まっていたので、フルーツや牛乳など、必要な時にちょこちょこ調達できたのは、非常に助かりました。

*まるで自分で食べているようですが、単にスプーンをかじっているだけです。


f0107364_1937397.gif

そんなこんなで、2泊3日香港の旅も無事終了。
今回は、ご飯を食べに出た以外は、ほとんどホテルでのんびりしてました。
お買い物は、IFCの中にあるスーパーを2回ほど覗いただけで、あとは一切なし。
足裏マッサージも、スウィーツのお店も、行けなかったのはちょっと心残りでしたが、でもまあ、食べたかったものは一通り食べて帰ってこられたので、満足です。
アジアの食パワーをしっかり充電して帰ってきましたので、これをまた、日々の食卓に生かしたいと思います。
by mt_sophia | 2009-01-08 10:58 | 美味しい旅・風景 | Trackback | Comments(6)
f0107364_13425730.gif

今回は、香港島側のホテルに宿泊。
駅やフェリーターミナルに直結、お隣にはショッピングモールと、ロケーションは最高なのですが、お部屋からの眺めだけを取ると、九龍側に泊まった方が、より香港らしい景色を楽しめるかも知れません。
上記の画像は、そのホテルのすぐお隣にある、現在香港で一番背の高い国際金融センタービル(IFC)。
地上88階、約420メートルの高さを誇り、あの夜景の名所ヴィクトリアピークの展望台と、実は同じくらいの高さなんだそうです。
(初日の画像は、ヴィクトリアピークからの眺めです)

相変わらず、香港のこのビル群の景色には圧倒されっぱなしですが、2002年に新しい空港が開業して以来、中心部の建築の規制が緩和されたとかで、ビルの高層化は更に進んでいるのだそう。
来年には、九龍側に、香港一高いビルが新たに完成予定とのことで、今後もますますこの摩天楼は、進化を続けるようです。
すごいな~。

ってことで、続いてはお粥と麺のレポートを。


f0107364_140915.gif
えびワンタン麺で有名な「麥奀雲吞麺世家」(Mak's Noodle)。
いくつか支店があるようですが、私たちはセントラルの本店に行ってみました。
小さなお椀1杯で28HKDは、他のお店に比べると破格(高い)のお値段ですが、お味は非常にあっさりとしていて上品で美味しい。
何でも、カレイの干物で出汁を取っているのだとか。
ワンタンもぷりぷりで、ん~美味しい♪


f0107364_1414116.gif
こちらは、「羅富記粥麺専家」。
ここのお粥は、お米の香りが高く、味わい深くて、体にスーッと入って行く感じ。
本当に美味しい。
香港に来ると必ず食べます。
この日は、10時を過ぎていてので、えびワンタン麺も食べられました。
こちらはMakのより、お味濃い目で、ちょっと油っぽく、やや日本のラーメンぽいイメージ。
でもこれはこれで美味しい~♪


f0107364_14254719.gif
「福臨門」でも、お粥を食べてみました。
羅富記のより、お米の粒々がやや残っていて、ぽってりした感じ。
お味は、意外なことに、羅福記より薄目だったので、ジョンくんにもそのまま食べさせられました。


f0107364_15154864.gif
ピータンで有名な鏞記のお向かいにある「黃枝記粥麵店」。
最後にどうしてももう一度お粥が食べたくて、空港に向かう途中、荷物をタクシーに残して、立ち寄りました(笑)。
ここのお粥も、ほろほろと角の取れたお米とスープが、スーッと体に染み入ります。
ん~美味しい。


f0107364_152128.gif
相席になった香港人が食べていた麺が美味しそうだったので、同じものを注文。
なんという名前なのかはわかりませんが、焼きそばのような麺に、甘辛いお肉が乗っていました。
細くてスナッキーな麺の食感が独特で、夫は気に入った模様。


f0107364_1525497.gif
ここでも、ついでにえびワンタン麺。
えびの出汁が強めで、最初はちょっとびっくりですが、上記の焼きそばと一緒に食べるのが、なかなか良い感じでした。
ワンタンは、ちょっと泥臭さがあったかな。
でもまあ、非常に香港らしいといえば香港らしいお味のえびワンタンでした。


f0107364_15275737.gif
こちらは番外編。
空港のラウンジにて、ワンタン麺と坦々麺。
キャセイのラウンジのヌードルバーは、レベルが高いことで有名なのです。
一番最初に夫と来た時、私はお買い物していて時間がなく、彼だけが立ち寄って食べて、それ以来、「あの坦々麺は美味しかった~」と意地悪で言われ続けていたので、今回ようやくリベンジを果たし、スッキリしました(笑)。
ワンタン麺は、それほどでもありませんでしたが、確かに坦々麺は美味しかったです。


香港のお店は、麺もお粥も、一品が比較的少量なので、飽きることなく最後まで食べられるのがありがたい。
(日本のラーメンだと、それだけでおなかいっぱいになっちゃいますもんね)
Mak'sのえびワンタンなんて、非常にあっさりしているので、もう何杯もいけちゃいそうでした。
初日の「龍景軒」1回分が、ちょうどえびワンタン麺100杯分でしたけど、私なら迷わず後者を選びますね。

そういえば、香港行きを決める前に、自分でもお粥を作り、なかなかの出来だったと(自己)満足してましたけれど、やっぱり香港で食べるものの足元にも及ばないことを痛感。
まあ、お米の種類が違うっていうのもあるのでしょうけれど、お粥というよりは、むしろポタージュのようなあの味わい、一体どうしたら再現できるのでしょう。
今年の研究課題にしたいと思います。


f0107364_15395370.gif

香港島と九龍島を結ぶスターフェリーからの景色(香港島側)。
週末だったので、電気のついていないビルも多かったはずですが、でもやっぱりすごいです。
by mt_sophia | 2009-01-07 13:41 | 美味しい旅・風景 | Trackback | Comments(4)
f0107364_2229442.gif

今回の香港は、2泊3日の短い滞在。
3日間なら国内でもいくらでも行き先はありそうなものですが、食べるお楽しみを考えると、お正月の日本は難しいので(そのくせして宿泊料金は法外な値段設定にも閉口)、暖かくて食べ物が美味しいところということで、香港に決めました。
香港なら、日本のカレンダーとは関係なく、今の時期も、美味しいものがあふれています。

ってことで、香港食べたものレポート、まずはミシュラン系レストラン編から。


f0107364_2240164.giff0107364_22402652.giff0107364_22403636.gif


初日の夜は、宿泊したホテル内にある中華レストランの「龍景軒」へ。
ここは、先日初めて発売されたミシュラン・ガイドの香港版で、香港で唯一三ツ星に輝いたレストランです。
(他、マカオにも一店三ツ星を獲得したお店がありますが、それはフレンチでした)
私は決してミシュラン信奉者というわけではありませんが、美食の街香港で、ミシュランが一番高い評価を与えたお店って一体どんなところなのかと少なからず興味はあったのと、初日の夜はおとなしくホテル内で済ませようと考えていたので、ここに決めました。

オーダーしたのは、「シェフのおすすめコース」。
夫とふたりなので、アラカルトではなく、色々食べられるコースを選びました。
かに、あわび、ふかひれなど、使っている食材はそれなりにどれも魅力的でありましたが、何の変哲もないフツーのお料理もあれば、「フ、フレンチですか?(汗)」というお料理もあって、コース全体がやや支離滅裂。
いやまあ、よく見ないでオーダーしてしまった私たちも悪いのですが、でもそれ以前に、お皿ごとの味付けが、てんでばらばらで、極端に薄かったり、濃かったり、これは一体!?と、新しいお料理が来るたびに、夫と顔を見合わせては首を傾げる始末でした。
これが今の香港の流行りなのでしょうか…。
でもそれにしても…。(何かの間違いと思いたい)

週末ということで、店内は、ワイングラスを傾ける西洋人やお金持ちそうな香港人の方々でほぼ満席状態でしたが、このお店の何を評価して、ミシュランが三ツ星を与えたのか、不思議でもあり、でもまたある意味では、納得だったりもして(笑)。
やっぱりミシュランは、欧米諸国のみ、またはアジアであれば、フレンチレストランのみを評価対象にしてれば良いんじゃないんでしょうかねえ…。


f0107364_2328111.giff0107364_23282842.giff0107364_23284357.gif


で、こちらは「福臨門」。
今は湾仔店のほうでも、昼間飲茶をやっているというので(確か昔は九龍店だけだったはず?)、日本から予約を入れておきました。
日曜日だからか、家族連れのお客様で店内は大賑わい。
中華のお店は、来ている人全員がうるさいので(笑)、小さな子供連れでも、周囲に気を遣わなくて良いのが助かります。

ここでは、一通りの点心と、大好きな「金鶏の姿揚げ」(画像左)などをいただきましたが、どれも安定した美味しさで、夫も私も大満足。
金鶏は、「龍崗鶏」と呼ばれる広東地方の地鶏を使っているそうで、弾力性のあるしまったお肉と、パリパリの皮が、最高に美味し~い。
個人的には、福臨門では、北京ダックより美味しいと思っているお料理です。
(飲茶に関しては、どれも美味しいのですが、日本のお店で食べる方が、私は好き)

ちなみに、この福臨門、香港には2店舗あって、今回行った湾仔店のみ、ミシュランで星(ひとつ)を獲得。
しかし私の中では、やっぱりここは三ツ星です。
この日も、誰か有名な人が来るらしく、入り口のところにカメラ持った報道陣が、大勢待ち構えていました。


f0107364_11302694.giff0107364_11304387.giff0107364_11305949.gif


えへへ、実は結構、蝋人形館(マダム・タッソー)も好きだったりします。
by mt_sophia | 2009-01-06 16:16 | 美味しい旅・風景 | Trackback | Comments(6)

食べること飲むこと作ること大好き。日々の「美味しい」をお届けします。


by mt_sophia