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美味しいテーブル

良いお年を

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クリスマスが終わったあたりから、強烈な風邪っぴき&忘年会続きでお出かけが多く(一見矛盾していそうですが、私の中では両立するんですねえ、これが)、先週はお料理らしきものをほとんどしないまま、ついに大晦日を迎えてしまいました。
自分的に、先週は、1年の最後を飾る外食Golden Weekだったので、お約束の日にはやや無理をしてでもとりあえず出かけてはいたのですが、よりによってお寿司の予定の日が体調最悪のピーク。
さすがにこの調子で生ものに挑むのは無謀ってことで、この日ばかりは泣く泣くキャンセルいたしました。
改めて、「食を楽しむにはまずは健康であってこそ」ということを、つくづく実感した年の瀬です。

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今年も、色々なところで、たくさんの美味しいものとの出会いに恵まれました。
1月は、タイ台湾旅行でのアジア屋台飯三昧。
台湾では、お教室の方々と合流し、充実の台湾ステイを楽しみました。
そして後半はウィンザー洞爺にて、ミッシェル・ブラス美山荘
フレンチと日本食、お料理のスタイルは違えど、素材を大切にするお料理の素晴らしさに、深く感動した2日間でした。
(美山荘は、その後3月にも再訪しました)


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GWは、我が家的には今年1番のメインイベント、ナパ旅行
数々のワイナリーを始め、Taylor'sのハンバーガーからフレンチランドリーまで、夫と二人、グルメ王国ナパを存分に堪能しました。
ブログを通じてお友達になったこのお二人と、この機会にお目にかかれたのも、大変嬉しいことでした。


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夏は、山の家でBBQや燻製作り、そして遊びに来てくれた多くの友人達と、たくさんのワインを楽しみました。
東京では出来ない新しいことへの試み、地域のイベントに参加したりしたのも、今年の良い想い出のひとつです。


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そして秋には、信州新蕎麦巡り上海蟹三昧旅行、今月の箱根1泊旅行などなど。
いずれも事前に入念なリサーチをし、おかげで満足の行く旅となりました。
今年ほど夫とあちこち出かけることが出来たのは、たぶん初めてだったような気がします。
妻のリクエストに快く付き合ってくれた夫には、この場を借りて謝謝。


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屋台とグランメゾン、両方を楽しめてこそ我が人生。
1杯20円の麺から、1皿○万円のフレンチまで、どれも血となり肉となり、そして何より良き想い出となって、私の体と心に、しかと刻まれています。
どちらの想い出も私にとって、一生大切にしたいと思う素晴らしい財産です。


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そして2007年を締めくくる今夜の年越しそばは、白金の三合庵。
三合庵は、我が家が東京で唯一良く行くお蕎麦屋さんです。
今年は、鴨なんばんにしようと決めたので、今朝早く、築地の「宮川」まで鴨肉を買いに行ってきました。
ここの鴨は、全くクセがなく、柔らかくて、旨味が強くて、本当に美味しい。
脂身まで美味しく食べられます。
今日は、昆布とかつおで丁寧に出汁を取り、少し甘めのつゆに仕上げました。


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さて、来る2008年は、私にとって、年齢的なこと、そして環境的なこと、どちらについても大きな人生の節目を迎えることになります。
(これは同い歳である夫も同様)
少なからず慌しい1年を送ることになりそうですが、何をおいても「健康あってこそ」を夫婦共々肝に銘じ、これまでの人生で自分が経験してきたことを活かしながら、年齢に相応しい選択をし、新しい日々を過ごして行きたいと思っております。

2008年には、一体どんな美味しいものとの出会いが待っているのでしょうか。
また来年も、細々ながら日々の「美味しい」をこのブログを通じて皆様にお届けし、食べること、作ることの楽しさを共有できたら嬉しいです。

良いお年をお迎え下さい。

清々しい冬晴れの大晦日に
mt_sophia



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鴨肉は、下味をつけてからくず粉をまぶし、さっとお湯にくぐらせました。
お蕎麦は、2折購入したので、1折は温かい鴨なんばん、もう1折は、つけ汁を少し濃く作り、鴨せいろにしていただきました。
夫は、えらく気に入ったようで、ご満悦の大晦日でした。めでたし、めでたし。
by mt_sophia | 2007-12-31 10:19 | ごあいさつ | Trackback | Comments(6)

全日程終了しました

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今年最後のワインクラスが無事終了しました。
昨年から始めたこのクラスも、今回で18回目となります。

12月は、クリスマススペシャルとして、Ch.ラトゥール1997年、Ch.ディケム1986年の二大メインの他、どれも逸品ぞろいのラインナップをご用意。
夫も特別参加させていただき、いつにも増して賑々しく、夜更けまで楽しいひと時を過ごしました。


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全員揃ったところで、まずはルイ・ロデレールで乾杯。
NVですが、非常に安定感のあるシャンパンです。
続いて、コシュ・デュリの「ブルゴーニュ」2000年。
前回飲んだ時よりずっと状態が良く、時間が経つにつれ、しだいに開いて良くなりました。
さすがコシュ・デュリ~!
そしてお次は、エマニュエル・ルジェの「ニュイ・サンジョルジュ」2001年。
バランスも良く、ベリー系の濃い香りを楽しめる素晴らしいワインでした。


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クリスマススペシャルということで、今月はお食事も用意しました。
画像は、上記の分しかありませんが、備忘のため、メニューを書いておきます。

 ・グリッシーニのスペック巻き(画像左)
 ・ナッツ入りチーズ(画像中央)
 ・寒ぶりのカルパッチョ(画像右)
 ・自家製からすみ
 ・ドライフルーツ
 ・グリーンオリーブ
 ・カマンベールとタレッジオ
 ・ボイルドソーセージ(箱根腸詰屋製)
 ・ラタトゥユ
 ・牡蠣の香草パン粉バター焼き
 ・生うにのクリームパスタ
 ・ラムのロースト ロックフォールのソース いんげんとポテト添え

私的には不安だった寒ぶりのカルパッチョが、好評だったのでホッ。
ラムのローストも人気だったので、来年のレッスンで、登場させたいと思います。


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続いて、特別参加の夫プレゼンツのブラインドテースティング大会。
彼が用意したのは以下の通り。
意外や意外、2本ともフランスワインでした。
(一応彼的には、クリスマスだからということで、この2本を選んだのだそうです)


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まずは、「カロン・セギュール」の2001年。
私は、①それほど最近のヴィンテージではなく、②メルローの比率が多いカベルネ、ということはわかったのですが、彼が選ぶならきっとカリフォルニアだろうと思い込み、産地で大はずれ。
(よくよく考えると、この土臭さは、やっぱりサンテステフですね)
後から調べたら、比率はカベルネ60%、メルロー30%、フラン10%とのことでしたので、ハズし方としてはまあまあ?(汗笑)


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2本目は、「Ch.ヌフ・ド・パプ(ドエーヌ・フォン・ド・ミッシェル)」の2003年。
香りを嗅いだだけで、カベルネでもピノ・ノワールでもないということは一目瞭然でしたが、1本目がフランスだったので、今度こそはきっとカリフォルニアだろうとまたまた邪推し、はなっからジンファンデルと決めつけてしまった私は、再び大はずれ。
(確かに、良く味わうとグルナッシュのスパイシーさは感じられるものの、Ch.ヌフ・ド・パプにしては甘味が強かったような…)
ヌフ・ド・パプなんてもう何年も飲んでいなかったし、まさかこんなところに南仏が登場するとは~!(涙)


美女8名の歓待を受けてすっかりご機嫌な夫は、自宅のセラーから更に2本を引っ張り出してきました。


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こちらは、「ニュイ・サンジョルジュ・オーショワレ」1996年。
ボーヌに2つ星レストランを所有するジャン・クロテが、自分のレストラン用に作っているワインで、一般にはなかなか流通しない希少なワインです。
そしてこのワイン、実は作っているのはあのエマニュエル・ルジェ。
ルジェが、クロテの畑を管理し、醸造から瓶詰めまでを担っているのです。
(ラベルの下のほうに、小さくE.Rと、ルジェのイニシャルが入っています)
2001年のものに比べると、やはり熟成が進み、飲み頃ピークと言った感じで、非常に良かった。


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こちらは、カリフォルニアの「シフレット」2003年。
今年のナパ旅行で買ってきたもので、あのフレンチランドリーでハウスワインとして採用されているというワインです。
今年の夏に、山の家でも飲みましたが、果実味が豊かで、非常にカリフォルニアらしく明るい印象。
今回は、他が全てフランスワインだったので、ご参加の皆様には、この1本で、カリフォルニアワインの特徴が良くおわかりになったのではないでしょうか。


そしていよいよ、2大メインの登場!
すでに7本開けていましたが、まだまだ余裕の美女8名。
皆様、かなりのつわもの揃いです。


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まずCh.ラトゥール1997。
3時間ほど前から抜栓しておきました。
開けた直後は、まだまだ硬くてとても飲めたものではありませんでしたが、9時過ぎに皆様のグラスに注いだ時には、ほど良く開いてだいぶ良い感じ。
そして最後(12時頃)には、香りがどんどん上がり、圧倒的なパワーを発揮してくれました。
いや~さすがボルドーの王者!素晴らしい!

そして大トリは、偉大なるソーテルヌの女王Ch.ディケム1986。
(イケムでは?などという突っ込みはなしで)
こちらはもう、色といい、艶といい、状態は最高で、一口含んで、全員がしばし絶句。
例えようもない豊かな甘味と強烈な芳香に、参加者一同、大きな幸福感に包まれました。
ディケムは今まで、もったいないことに若いものしか飲んだことなかったのですが、やっぱり最低でも20年は経たないとその実力を発揮しないのだなと、改めて実感。
美味しいものを口にした時は、言葉が出ないというのは本当でした…。

2007年という記念すべき年の最後を締めくくるにふさわしい、素晴らしいワインの数々。
ご参加の皆様、素敵なひと時を一緒に過ごさせていただきましたことを、心より御礼申し上げます。
飲める体を与えて下さった神様に感謝し、また来年も元気にワインを楽しみましょう。



ということで、このワインクラスを持ちまして、2007年のステラ・ソフィアは、全日程を無事終了いたしました。
お料理クラス、ワインクラス、皆様それぞれいかがでしたでしょうか。
(今年のチャンピオンは、8月の餃子という噂が…!?笑)

今年も多くの方にご参加いただき、共に楽しい時間を過ごせましたことを、大変ありがたく思っています。
私のレシピが、皆様の大切なご家族、そしてお友達との楽しいお食事のひと時に、少しでもお役に立てられたら幸いです。

今後も引き続き、皆様に喜んでいただけるようなお教室を目指してがんばりますので、来年もどうぞよろしくお願いいたします。
by mt_sophia | 2007-12-24 11:24 | クラス(お料理) | Trackback | Comments(12)

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12月某日、お教室のクリスマスランチョンパーティが行われました。
毎年恒例のこのパーティ、お店はいつも中華と決まっていて、今年の会場はこちら
ご妙齢の美女ばかり(笑)26名が3テーブルに分かれ、おしゃべりに花を咲かせながら、美味しいひと時を楽しみました。


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まずは、シャンパンで乾杯。
今年のシャンパンは、ポメリーのウィンタータイムです。
名前の通り、冬季限定のシャンパンで、ピノ・ノワールの比率が高く、コクと香りが楽しめます。
ラベルも可愛らしいピンク色で、美女の宴に華を添えてくれました。


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本日のメニュー。
全体的にオーソドックスなお料理ですが、さすがお料理では定評のあるオークラの桃花林、どのお皿もとても美味しく、量も女性サイズにはちょうど良いボリュームでした。


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美味しいお食事をいただきながら、各自自己紹介を兼ねて、「今年1年を漢字1文字で」のスピーチ。
「旅」「転」「家」「登」「閑」「慌」「無」「病」「酒」「太」「締」「清(抗?)」などなど、たくさんの個性豊かな漢字が飛び出しました。
ひとりひとりのお話を聞きながら、それぞれがそれぞれに様々な思いを抱えて今年1年を過ごされたのだなあと、私もしみじみ、お教室での皆さんの表情やお話を思い返していました。


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お食事の後のデザートタイムには、お待ちかねの恒例お楽しみ抽選会!
今年も、多くの方々にご協賛、ご協力いただきました。
どれも素敵な賞品で、何が当たるか、こちらも大盛り上がり。
プレゼンテーターは、今年ママになったミカちゃんです。


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毎年の目玉賞品、ディズニーリゾートのペアチケット2組は、ケイコちゃんとテンコさんに、銀座マキシム・ド・パリのペアお食事券は、ノブコさんに当たりました。
皆様、楽しんでいらしてね~!


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私は、リーデルのOシリーズ、ピノ・ノワール用のペアセット!
ずっと欲しかったものだったので、思わずガッツポーズでした。
やった♪


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最後は、全員で12月のクリスマスレッスンご招待券争奪大じゃんけん大会。
なぜか私も加わり、皆様と共に熾烈な戦いを繰り広げました。
見事勝ち取ったのは、キミコさん。
おめでとうございます~。


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そんなこんなで大いに盛り上がったクリスマスランチョンパーティ。
笑いあり、涙あり、サプライズありと、いつにも増して賑やかな会となりました。
お手伝いいただきました幹事の皆様、そしてご参加の皆様、楽しいひと時をありがとうございました。
残念ながらご欠席だった方々は、また来年をお楽しみに!
by mt_sophia | 2007-12-20 14:52 | クラス(お料理) | Trackback | Comments(6)

12月のレッスン

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<今月のメニュー>
 ・アンティパスト・ミスト
   グリッシーニのスペック巻き
   イタリアンサラミ
   にんじんのポタージュ
   カポナータ
   カプレーゼ
   グリーンオリーブのオイルマリネ
   牡蠣の香草パン粉焼き
 ・魚介のラグー リングイネ・ピッコレ
 ・真鯛の塩包み焼き 緑のソース
 ・ティラミス
 ・シャンパン
 ・白ワイン
 
さてさて、今年最後のレッスン(お料理クラス)が、無事終了いたしました。
12月は、毎年恒例のクリスマスレッスン。
シャンパンで乾杯し、いつもより少し華やかなレッスンとなります。


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今年のプレートは、ウェッジウッドの「パリス」。
お店で見かけたのはまだ夏の頃でしたが、上品なゴールド使いに一目惚れし、「今年のクリスマスはこれ!」と、即決で購入してしまいました。
(あ、正確にいうと、その場に居合わせた夫にスリスリして、買わせ買ってもらっちゃいました)

プレートに合わせて、プレゼンテーションプレート、ナプキン、ナプキンリング、テーブルクロスも、全てゴールドです。
昨年のクリスマスは、赤を一切使わず、プレート類もウェッジウッドの「サムライ」と、かなりシックなコーディネートでしたが、今年は一転、「ゴールド×レッド」をテーマカラーに、クリスマスらしい華やかなテーブルにいたしました。


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お花は、横浜時代から毎年同じフローリストにお願いしています。
特に細かいリクエストはせず、その年のテーマカラーだけを伝えて、後はおまかせしているのですが、今年はプレート、ナプキンともリボン柄のモチーフで揃えていたところ、なんと偶然にも届いたお花にもリボンがコーディネートされていました。
おかげで更に華やかなテーブルになり、ご参加の皆様にも好評でした。


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キャンドルもゴールド、キャンドルスタンドは、リースと同じく、パスタで手作りしました。
シャンパンも、ゴールド×レッドのエチケットの「マム」です。
パスタリースは、気に入って下さった方が多かったので、来年はパスタリース作りの特別レッスンも開催しようかなとちょっと思ったり。


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毎年、クリスマスにはお肉料理を選ぶことが多いのですが、今年は少し趣向を変えて、パスタもメインもお魚料理。
メインに使う40センチの真鯛を始め、たこ、かに、牡蠣、いか、えび、帆立と、今月も築地にはお世話になりました。
12月の築地は、いつにも増して活気があり、売り手にも買い手にも「食パワー」がみなぎっています。
こういうところで、直接新鮮な食材を手に入れて、お教室で皆様にご提供できる環境にあるって、本当に幸せなことだなあと、今月は改めてしみじみ思いました。


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お料理に合わせて、シャンパンの後のワインは白ワイン。
今年1年のレッスンでお出しした白ワイン(今年は11種類でした)の中から私が1本を選び、ブラインドテースティングで、銘柄を当てていただきます。
一応11種類全てを書いたリストもお渡ししましたが、珍回答、迷回答名回答続出で、昨年同様、今年もかなり盛り上がりました。
涙が出るほど笑えるブラインドテースティングというのも、なかなかあるものではありません。(笑)
(ちなみに、正解はシャブリのプリュミエクリュでした)


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そんなこんなで、今年も楽しく、クリスマスレッスンが終了いたしました。
欠席の方もなく、全員の皆様と楽しい時間を過ごせましたことを、大変ありがたく思っています。
お料理は、おかげさまでどれも好評でしたが、やはり一番人気はティラミス?(笑)

皆様もぜひ、レッスンの成果を発揮され、美味しく楽しいクリスマスをお過ごし下さいね。
ありがとうございました。
by mt_sophia | 2007-12-19 21:31 | クラス(お料理) | Trackback | Comments(10)

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2日目も、箱根は朝から良く晴れて清々しいお天気。
画像は、宿泊したお部屋からの眺めです。
昨夜は美味しいディナーを堪能した後、ホテル内の温泉にゆっくりつかってから、朝までぐっすり眠りました。
ここは、「音と時間を忘れて」というコンセプトのもと、お部屋にはテレビやラジオ、時計などの類が一切置いてないので、非常に静かに過ごせます。

神奈川の海の近くで生まれ育った私にとって、鎌倉と箱根には、「近いからいつでも行ける」というイメージがあるせいか、実は真剣に観光したことがほとんどないので、2日目は朝食の前に、ホテルから車で10分ほどのところにある大涌谷に行ってみました。
(前日には、30年ぶりくらいに箱根の関所跡にも行きました)


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大涌谷から見た富士山。
河口湖側からの富士山に見慣れていると、こちら側から眺める富士山は、とても遠くに、そして横に広く感じます。


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大涌谷名物黒玉子。
駐車場から10分ほど歩いた山の上に「玉子茶屋」があり、ここの横にある温泉に、おじさんが卵を入れて、黒玉子を作っています。


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割ってみると中も真っ黒!
…なわけなく、中は普通の白い茹で卵。
さっそくその場でアツアツを1個いただきましたが、黄身が香ばしくてとても美味しかった。


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宿に戻り、朝食。
朝食は、オー・ミラドーの中で一番新しい建物コロニアル・ミラドーの中のレストランでいただきます。
こちらは、建物全体がエスニックな雰囲気で、レストランのメニューも、創作エスニックが中心。
(朝食は普通の洋食です)

朝食メニューは、卵料理2種、サラダ、野菜のポタージュ、パン、フルーツ、コーヒーなど。
こういうところにしては、シンプルな朝食でしたが、前夜のごちそうの後ですので、ボリューム的にはこのくらいがちょうど良し。
朝の優しい光がふんだんに差し込むガラス張りの明るいレストランで、非常に気持ち良く朝食を楽しめます。

ここでも黒玉子が出てきて、さっき大涌谷から戻ってきたばかりの私と夫は大笑いでしたが、こちらは天城シャモの卵で作った温泉卵とのこと。
殻を割ると、中は超半熟のとろとろ卵で、スプーンですくっていただきました。


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チェックアウトの後は、仙石原にあるポーラ美術館にてのんびり絵画を鑑賞。
広々ゆったりとした建物で、展示作品も、なかなか見ごたえありました。
渋滞を避けるため、その後はどこにも寄らず、早めに高速道路に乗って一路東京へ。


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…のはずが、この時間にここを通るなら、やっぱり寄ってかないとでしょー!ってことで、急遽大井松田ICにて一時下車し、久しぶりに「志那そばむらた」へ。
ここは、ラーメン一筋30年の頑固親父がやっている、知る人ぞ知るラーメンの名店です。
ほったて小屋のような小さなお店ですが、ファンは多く、営業時間中は人が途絶えることがありません。


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全体的に甘めの味付けのむらたのラーメン。
何とも独特なこの味わいは、絶対にここでしか食べられない逸品です!
非常に個性的なラーメンなので、好き嫌いがはっきり分かれるところですが、私はラーメンでは3本の指に入るくらい大好き。
かれこれもう20年以上も通い続けています。
夫も、初めて来た時は、この独特な味わいにかなり衝撃を受けていたようですが、実は結構気に入っているらしい。

久しぶりに「むらた」を堪能し、今度こそ本当に一路東京へ。
渋滞にも巻き込まれず、スイスイと快適なドライブにて無事帰宅しました。


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(箱根に来る前に立ち寄った河口湖で)手打ちの新蕎麦、熟練シェフの絶品フレンチ、黒玉子、むらたのラーメンと、今週も美味しいもの盛りだくさんの週末を過ごせて大満足でした。
何やら落ち込んでいた様子の夫も、すっかり元気モリモリ。
美味しいものとの出会いは、活力の源だと、改めて感じた週末でした。


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by mt_sophia | 2007-12-16 18:53 | 美味しい旅・風景 | Trackback | Comments(2)

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フレンチの名店、箱根のオーベルジュ・オー・ミラドー
ビストロブームの火付け役となり、東京で数々の成功を収めたシェフ勝又氏が、1986年、突如東京を離れ、この地に日本で最初の「オーベルジュ(レストラン付き旅籠)」を開いたものです。
長いこと、一度行きたいと思いながらなかなかご縁がなかったのですが、先週末、念願叶って、ようやく伺うことが出来ました。


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レストランのみの利用も可能ですが、せっかくですので、私たちは1泊することにしました。
4千坪の敷地に、オー・ミラドー(本館)、パヴィヨン・ミラドー、コロニアル・ミラドーの3棟が並んでいます。
どちらもそれぞれ個性があって良さそうですが、私たちは、芦ノ湖が望めるパヴィヨン・ミラドー(上記画像)に宿泊しました。


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ディナーは、本館にあるレストランにて。
温かみのある落ち着いた雰囲気のレストランです。
週末ということで、店内は満席。
私たちは、ぎりぎりの予約だったのですが、何とか残り1テーブルに滑り込みました。

ディナーコースは、ファンタジー(1万円)、創作コース(1.3万円)、おまかせコース(1.5万円)の3コース(いずれも税サ別)。
宿泊の場合は、2食付のプラン(2.8万円)があり、代金には1万円のコースが含まれます。
差額をお支払いすれば、コースのアップグレードは可能。
私たちは、創作コースとおまかせコースをお願いしました。


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私のアミューズとオードブル。
画像は左は、有機野菜の冷たいスープです。
お水とお塩だけで味付けされているとのことでしたが、これが何とも味わい深く、非常に美味で、のっけから大感動。

真ん中は、3種類の生牡蠣。
右は、墨いかのグリルとモッツァレラチーズのフライの盛り合わせ。


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メインの駿河湾産の甘鯛と天城産のシャモ。
シェフは静岡出身ということで、メニューには地元の食材を豊富に取り入れています。

最近流行のレストランにありがちな、「食材の組み合わせや盛り付けの斬新さなどでまずインパクトを与える」みたいなことはなく、ただただシンプルに、シェフの熟練した技が、その食材本来の持ち味を、最大限に引き出しているという感じ。
こういうお料理をいただくと、心の底からホッとします。


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夫の方のコースも、素敵なお料理ばかりでした。
印象的だったのは、画像左のお野菜の盛り合わせ。
お野菜類は、三島にある専属農園で作っているそうで、このお皿はもちろん、付け合せの小さなお野菜に至るまで、どれもみずみずしく、美味でした。

右は、メインのえぞ鹿のグリル。
こちらは、お肉の状態といい、ソースとの相性といい、絶品。
私のシャモも悪くはなかったですが、やはり鴨や鳩などに比べると野趣味に欠け、インパクトは今いち。
今回は、えぞ鹿の勝ち~でした。
(某三つ星レストランにも見習っていただきたい)


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シャンパン、白ワインをグラスでいただき、その後はシモン・ビーズのサヴィニー・レ・ボーヌ1er。
私たちの結婚ヴィンテージ1995年があったので、これに決めたのですが、エチケットを良く見ると、「Goto Special Cuvee」の文字が。
サーヴィスして下さったソムリエ氏に聞くと、このワインは、シモン・ビーズ氏が横浜のゴトー酒店のために特別に元詰めしたスペシャル・キュベなのだそうです。
(ゴトー酒店とは、ワイン好きには有名なワインショップで、勝又シェフとも親しいとのこと)

しかも、シモン・ビーズ氏は、オー・ミラドーにもいらしたことがあり、なんと現在の奥様は、勝又シェフがご紹介された方なのだとか。
偶然オーダーしたワインに、そんな素敵なエピソードが隠されていたことに、びっくりしつつも、何だか少し嬉しくなってしまいました。


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こちらは、私のデザート。
左から、紅芋のエクレア、4種のクレームブリュレ、プティフール。
4種のクレームブリュレは、梅、プレーン、ピスタチオ、コーヒー味。
紅芋、梅は、やはり地元で採れたものだそうです。


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こちらは夫のデザート。
だちょうの卵のような形のチョコレートを、ナイフとフォークで叩き割ると、中からアツアツのフォンダン・ショコラが出てきます。
チョコレート好きの夫は大喜び。


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新進気鋭の若いシェフのお料理も、新しくてそれなりに魅力的ですが、やはり長く一線で活躍し、食材を熟知したベテランシェフが生み出すお料理は、食べる側に何ともいえない安心感を与えてくれます。
かといって、そのスタイルは決して古くなく、名店としての伝統や歴史を守りながらも、常に新しいものにチャレンジされているのだろうなあと、素人の私たちにも、(僭越ながら)充分にその真摯な姿勢が伝わってくるようなお料理ばかりでした。
どのお皿も素晴らしかったですが、夫は、特に、久しぶりにフレンチで美味しいお魚料理をいただけたと、喜んでおりました。
私は、えぞ鹿がチャンピオン。(←夫のお皿でしたが)

箱根レポート2日目は、また明日お届けします。
by mt_sophia | 2007-12-15 22:13 | 美味しい旅・風景 | Trackback | Comments(6)

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久しぶりにお弁当の登場。
新しいお弁当箱は、あの後すぐに届いたのですが、なかなかタイミングが合わず、UP出来てませんでした。
(決してお弁当をさぼっていたわけではありませんよ~)


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今日のお弁当は、魚伊の鰆の西京味噌漬け、きんぴらごぼう、ほうれん草とかに入りの卵焼き、ブロッコリー、そしてデザートにりんご。
魚伊の西京漬けは、先日お歳暮でいただいたといって夫が持ち帰ったものです。
早速包みを開けたら、丸い箱に大きな鰆の西京漬けが10切れ入っていました。
戴けるものは何でも非常にありがたいのですが、鰆だけ10切れでなく、他のお魚も取り混ぜて送っていただけると、なお嬉しかったり…。(笑)

それと今日のご飯は、十六穀米。
玄米、黒米、赤米、黒豆、小豆、大麦、はと麦、黒ごま、白ごま、ひえ、もちあわ、もちきび、たかきび、キヌア、アマランサス、とうもろこしが入っています。
基本的に、我が家はお米は白米ですが、この手のスティック状になったものも一応常備していて、時折気まぐれで使ったりします。


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新しいお弁当箱は、秋田杉の曲げわっぱ。
軽くてコンパクトですが、意外と入る優れものです。
杉の香りが清々しいです。
by mt_sophia | 2007-12-13 20:36 | 今日のお弁当 | Trackback | Comments(2)

ティラミス

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今月のレッスンでは、デザートにティラミスをお出ししています。
ティラミスには、星の数ほどレシピがありますが、今回は、レッスンに使った食材の残りを有効利用することが一番の目的なので、下地になるビスケットとマスカルポーネを買い足せば作ることが出来るような、無駄のないレシピにしました。
お砂糖の量もぎりぎりに押さえ、甘さ控えめに作ってあります。


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すでに何クラスか終了していますが、評判は上々。
もしかしたら、メインのお料理より人気かも!?(笑)
これからいらっしゃる皆様は、どうぞお楽しみに。


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結婚した最初の年のクリスマスから使っている我が家の定番クリスマスプレート。
お教室でも、毎年必ずクリスマスに登場します。
12年前、元町の「タカラダ」で購入したもので、ノンブランドですが、不思議とデザインの古さも感じず、とても気に入っています。
我が家のクリスマスの食卓に、毎年ささやかに色を添えてくれている大切な食器の1つです。
by mt_sophia | 2007-12-11 19:05 | クラス(お料理) | Trackback | Comments(6)

牡蠣鍋

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夕方、近くのスーパーまでお買い物に出たところ、外は木枯らしがぴーぷー吹いておりました。
加熱用の牡蠣がたくさんあったので、お夕飯は牡蠣フライにしようと思って出かけたのですが、一歩外に出て冷たい空気に触れたら、気分はすっかりお鍋モード。
急遽メニューは、牡蠣フライから牡蠣鍋へと変更になりました。
この冬、初お鍋です。


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今日のお野菜は、白菜、長ねぎ、水菜、えのき、舞茸。
一番手前に見える黒い茎の葉野菜は、サラダ用の赤茎ほうれん草です。
下茹でせずにそのまま入れられるので、お鍋の時には重宝。
毎年、この季節になると、お鍋用に様々な葉野菜が出回るので、色々取り混ぜていただくと楽しいですね。
(過去のお鍋メニューはこちらこちら

海鮮類は、メインの牡蠣、鱈(たら)、そしてワンタン。
今シーズン、近くのスーパーが仕入れている加熱用の牡蠣は、どうも今イチで、牡蠣らしい旨味が全く感じられないのですが、今日は築地で買ってきたものなので、ぷりぷりしていてとても美味しかったです。


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夫作のワンタン。
冷蔵庫にあった豚肉とえびを、フードプロセッサーでミンチにし、ワンタンの皮で包みました。
(彼は包んだだけですが)
つるんとしていて、とても美味しかった。
今日はこの他、お豆腐も。

簡単でヘルシーで美味しくて体も温まって…と、今の季節、言うことなしのお鍋料理。
夫はどうも、このお鍋という食べ物にあまり魅力を感じないようで、「今日はお鍋よ」というと、明らかに落胆の様子が見て取れるのですが、お構いなしにこの冬もがんがん、食卓に登場させたいと思います。
by mt_sophia | 2007-12-10 16:32 | 美味しいテーブル(和) | Trackback | Comments(2)

この半年間、週末は東京にいなかったこともあって、いわゆるフレンチのグランメゾンとは無縁の生活を送っておりました。
(ま、こちらにいたとしても、そんなところに毎週末行けるわけでは到底ありませんが)
そろそろ正統フレンチが恋しくなってきた今日この頃、夫のお仕事も一段落、私もちょっと気になっていたことが先日ようやくクリアになって落ち着いたので、打ち上げ、お祝い、その他もろもろを兼ねて、久しぶりに夫婦二人で、フォーマルなディナーへと繰り出しました。

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今夜のお店は、この度ミシュラン三つ星に輝いた銀座のフレンチ「ロオジェ」。
(「ロオジェ」とは、銀座の街に多く見られる「柳」を意味します)

私は、だいぶ前、ジャック・ボリー氏の頃に2度ほど来たことあるのですが、夫は初めて。
星を取ることは充分に予測できたことなので、実はもう、2ヶ月ほど前から予約を入れておきました。
(案の定、発表後は、連日満席で、電話もなかなかつながらないとか)


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ディナーコースは、1.8万円と2.4万円。
(その他おまかせ、スペシャルみたいなので、3.5万円、5万円もありました)
同じものを頼んでも芸がないので、私たちは、それぞれ1.8万円と2.4万円のコースを選び、1.8万円のコースは1品少なかったので、同じタイミングでお食事できるよう、スープを追加でお願いしました。

左から、アミューズ(鱈のムース)、真鯛のカルパッチョとタルタル、きく芋のスープ。
スープは、中にうにのフランが入っていて、ふんわりと柔らかく、優しいお味でとっても美味しかった。


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私のメイン2種。
左は、うなぎを使ったお料理(お皿の右の赤いもの)。
右は、小鳩。
うなぎは、確かラズベリーか何かベリー系を使ったおソースでしたが、これがゆるい感じに火の通ったうなぎと全く合ってなくて、一口食べてギブアップ。
こういうことは非常に珍しいのだけど、これを美味しいと思う日本人がいるのか!?と首を傾げたくなる一品でした。
ん~。。。

一方、小鳩は、しっとりとコクのあるお肉で、非常に美味でした。
夫のメインは鹿でしたが、鹿よりこちらの小鳩の方が美味しかったと、意見が一致。

この後、コースには、チーズも含まれるので、ワゴンから何種類か選び、20年ポートと共に。


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デザートが充実していることでも名高いロオジェ。
メインのデザートをメニューからひとつ選び、あとはワゴンから小さなデザートをお好きなだけどうぞというスタイルです。
私は粉物デザートはほとんどいただかないので、「何とかと梅酒のソルベの盛り合わせ」というデザートの「梅酒のソルベ」だけお願いしたところ、他のソルベも一緒に盛り合わせて持って来て下さいました。(画像右)

左は、その前に出てきたお口直しのパイナップルのソルベ。
小さな牛乳瓶に入っていて可愛らしいです。
私は左利きなのですが、それをちゃんと見ていて、スプーンを左向きに置いて出して下さるのはさすが。
奥に見えるのは、クレームブリュレ、マカロン他のプティフール。


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こちらはワゴンより。
左は、フルーツの盛り合わせに、ミルクのソルベ。(またソルベ!?のソルベ好き)
右は、木苺のマシュマロと、フレッシュないちごにバニラ、シナモン、桜風味のシュガーをまぶしたもの、カカオのパーセンテージが描かれているお茶目なチョコレートです。

この他、デザートワゴンには、ケーキ、焼き菓子、フルーツ、ソルベ、チョコレート、飴菓子、キャラメルなどなどがてんこ盛り。
デザートにはそれほど思い入れのない私でさえも、その夢の国のようなワゴンを見るだけでかなり興奮ものなので、デザート好きの方は、きっと狂喜乱舞でしょう。


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今日は、シャンパン、白、赤、食後酒とも、ボトルではなく、お料理に合わせてグラスでいただきました。
グラスは、フランス以外のワインも数多く揃っていて、なかなか面白いラインナップ。

一応ワインリストも見せていただいていたのですが、ホールに背を向けて座っていた夫が、背後から忍び寄るソムリエ氏に気がつかず、「これにするか!」と(もちろん冗談で)50万円のムートンを指差していたところを覗き込まれ、焦っていたのには笑いました。


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どうも私は、外国人シェフとあまり相性が良くないのか、それ系のお店に行くと、お料理全体に妙なちぐはぐ感を禁じえず、結局首をかしげて帰ってくることの方が多いような気がします。
和の食材をフレンチに用いるのが流行り(というかもはや定番)なのは良く存じ上げておりますが、やっぱり外国人シェフと日本人シェフでは、食材へのアプローチの仕方が全然違うんじゃないかと。

特に今回の「うなぎ」には、古くからうなぎを蒲焼にして食す習慣を持つ日本人に、あのお料理は無謀な挑戦なのではないかと、誠に僭越ながら思うわけです。
それとも単に、私には三つ星の味を理解する舌力がないのでしょうか。
(でも、ボリー氏の頃は、そんな風に感じなかったけどなあ)

以前はアラカルトで頼むことが多かったフレンチでしたが、最近は「何が出てくるかな~」のお楽しみ感を味わいたくて、あまり考えずにコースをチョイスすることが増えました。
今回は、そんなわけで「うなぎ」でハズしてしまいましたが、最初からメニューをじっくりと吟味し、アラカルトで自分の好みの食材を選んでいれば、またきっと印象も違ったかも?

こてこての装飾もなく、むしろシンプルなお店構えなのに、充分にエレガントでリラックスできる雰囲気、そして行き届いたサービスはさすがと思いました。
が、同じ三つ星なら、私はカンテサンスに(大きく)1票かな。
あのうなぎ、「あれは絶品でした!」という方がいらしたら、ぜひコメント下さいまし。


レストラン・ロオジェ
中央区銀座7-5-5   
Tel :3571-6050

また行きたい ★★★☆☆
by mt_sophia | 2007-12-08 20:27 | 美味しいお店(洋) | Trackback | Comments(2)