<   2007年 10月 ( 15 )   > この月の画像一覧

ロールパンサンド

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この1ヶ月、夫は非常に忙しく、地方への遠出も多かったようで、なかなかお弁当の出番がありませんでした。
忙しい時こそ健康管理が大切と思うので、お弁当係としては、夫の外食続きが気が気ではないのですが、本人は遠出のたびに、ご当地の駅弁や崎陽軒のシュウマイ弁当を食べられて、結構楽しんでいる様子。
外食続きを心配しながらも、シュウマイ弁当は、「電車の中で食べてこそ」の駅弁の名作なので、最近長距離電車に乗る機会のないシュウマイ弁当ファンとしては、ちょっとばかりうらやましく思ったりもしています。
今度は、電車での出張に同伴したいところ。


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などと言いながら、そんな激務の日々もようやく山を越えたようで、ここ数日は、お弁当が復活しています。
今日は久しぶりにパンのお弁当。
冷蔵庫にサラダ菜が残っていたので、今日はロールパンにしました。
(我が家では、昔から、ロールパンといえばなぜかサラダ菜でした)

左から、たまご、ウインナー、ポテトサラダ。
ロールパンには、どこか懐かしさを感じるような、こんな素朴な具が良く合います。
夫は、ポテトサラダが大好きなので、きっと喜んでいることでしょう。

今日はこの他、グリーンサラダ、ヨーグルトでした。
by mt_sophia | 2007-10-31 12:39 | 今日のお弁当 | Trackback | Comments(2)

冬の足音

この1週間、ここら辺は特に寒さを増したようで、1週間ぶりに訪れた山の家周辺は、今までにない速さで、季節が進んでおりました。
ついこの前まで緑だった樹々の葉は、見事な赤や黄色に色づき、早くも散り始めているところも。
そろそろ冬の足音が聞こえてきそうな富士山麓地方です。

この週末は、突然出現した台風20号の影響で、土曜日は終日雨。
なのでどこにも出かけず、本を読んだり、お昼寝したり、お風呂に入ったり、静かにのんびりと過ごしました。
この家には、あえて音の出るもの(テレビやオーディオ類)は置いていないので、聞こえてくるのは、雨と風の音、そして夫のいびきだけ(笑)。


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東京から持ってきた食材で、簡単なお夕飯。
白菜1枚ずつに、豚肉とえのきを挟み、それを無理矢理ストウブにぎゅぎゅぎゅぎゅーっと押し込んで、お酒を一振りし、あとは蓋をしてストーヴに乗せるだけ。
30分ほど経つと、良い感じに蒸されて、これが半分くらいになるので、取り出して切り分け、ポン酢でいただきます。
簡単なのに、白菜がとろとろ&甘くて美味しい~。


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ワインは、2004年ルイ・ジャドのシャサーニュ・モンラッシェ1erモルジョ。
ちょっと早いかな~と思いながら開けたのですが、予想通り、早かった!(苦笑)


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翌日曜日は、前日の雨が嘘のように、朝からすっきり良いお天気!
ドライブがてら、沼津までお寿司を食べに行くことにしました。
先週の富士山に比べると、積雪が、だいぶ増えているのがよくわかります。
(富士山の中央にギザギザの線があるのわかりますか?あれが5合目からの登山道です)


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干物天国沼津。
漁港のあちこちで、このような光景を見かけます。


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漁港内には、お寿司屋さんが何軒かあります。
ここは有名な双葉寿司。
生ネタ直球ストレート系のお寿司です。
地上がりのイカ(初めて聞く名前でしたが失念)がとても美味で、4貫も食べてしまった。
(画像は、炙りの大トロ)


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その後、御殿場のアウトレットに寄って、ぷらぷらとお買い物。
こちらは、夕暮れ時、御殿場から見えた富士山です。
ここら辺は、どこからでも富士山が見えるので、お天気が良い日のドライブは楽しい。

さてさて、いよいよ、10月最後の週末も終わり。
来週には、さらに樹々の葉も落ち、一層冬に近づいていることでしょう。
ここで過ごせるのも、もうあと数回となりそうです。
by mt_sophia | 2007-10-28 22:56 | 山の家だより | Trackback | Comments(6)

10月のレッスン

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<今月のメニュー>
 ・きのこの香草パン粉焼き
 ・2種のパートフィロ包み揚げ
 ・ボロネーゼのタリアテッレ
 ・赤ワイン2種
 ・チーズ(グレ・デ・ボージュ)
 ・パンプキンプティング
 
厳しかった残暑が嘘のように、10月に入ったとたん、涼しくなった東京地方。
各地から紅葉の便りも聞かれるようになり、あっという間に秋本番を迎えました。
食いしん坊にとって、一番心躍る季節の到来です。

お教室でも、ワインを赤ワインに衣替え。
レッスンメニューも、季節の食材を取り混ぜ、秋らしいメニューをご用意いたしました。
(今月は、前菜2品がしっかり目でしたので、メインをパスタにいたしました)

まず、秋の食材の代表といえば、何をおいてもきのこ。
毎年この季節には、必ずきのこを使ったメニューを何か一品入れることにしています。
今年は、4種類のきのこを使って、香草パン粉と共に、カリカリのオーブン焼きに。
香ばしく焼けたパン粉とチーズ、そしてきのこの相性は非常に良く、赤ワインに良く合う一品です。

続いての前菜は、2種のパートフィロ包み揚げ。
パートフィロとは、小麦粉ととうもろこしの粉から出来ている薄い皮で、このところ、フレンチやイタリアンでよく見かける食材です。
見た目は春巻きの皮のようですが、とうもろこしの粉を使っているので、春巻きの皮より食感が軽く、サクサクしているのが魅力。


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今月は、そのパートフィロに、ほうれん草とリコッタチーズ、そしてサーモン、かに、ホタテなどを包み、オリーブオイルで揚げ、アツアツを召し上がっていただきました。
パートフィロは初めてという方がほとんどでしたが、このクリスピーな食感に、ファンになってしまった方も多かったのではないでしょうか。

そしてパスタは、イタリアンの定番ボロネーゼ。
牛すね肉と香味野菜を丁寧に下ごしらえし、赤ワインとトマトでじっくりとお肉の旨味を引き出します。
出来上がったボロネーゼには、幅広のタリアテッレ(フェトチーネ)を合わせ、イタリアンパセリとパルミジャーノ・レッジャーノを振っていただきました。
これからの季節、こういう重めのパスタが美味しくなりますね~。
エミリア・ロマーニャ州のサンジョヴェーゼと良く合いました。


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パンプキンプティングも、無事終了~。
ブログで宣言した通り、今月は皆様に食べていただきました!

*スウィーツのレシピは、基本的にお渡ししていませんが(なんせ適当なんで)、もしご希望の方がいらっしゃいましたら、その旨メールにてお問い合わせ下さいませ。

さーて、10月も残すところあと数日。
これからますます寒くなると思いますので、お互い体調には留意し、引き続き秋の味覚を楽しみましょう!
来月も、美味しいレシピをご用意して、お待ちしております。
by mt_sophia | 2007-10-26 15:50 | クラス(お料理) | Trackback | Comments(4)

紅玉

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先週我が家に届いた段ボールいっぱいの紅玉。
毎年冬になると、自分の農園で作っているりんごを送ってくれる青森の友人が、「美味しいパイを作ってね~」のメッセージと共に、今年はこの紅玉を送ってくれたのです。
(紅玉は、10月中旬が収穫の最盛期。いつもは12月にフジを送ってくれて、こちらは毎年お教室の方にもおすそ分けしたりして、皆で楽しませていただいております)

早速1個かじってみると、これがとってもみずみずしく、身は締まり、しびれるくらいの甘酸っぱさ!
むむむ…まさにこれぞ紅玉!!
さすが産地直送は違います。


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ってことで、先週末、そのうちの12個を使って、まずはジャムにしました。
くし型に切ったりんごにグラニュー糖をまぶし、あとはストウブに入れてストーブに乗せるだけ。
1時間ほどコトコト煮ると、あっという間に美味しいりんごジャムの出来上がりです。


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しっかり煮詰めて、りんご12個で、この瓶2.5個分くらい出来ました。
レモンなど入れなくても、酸味も甘みもバランス抜群。
りんごとグラニュー糖だけで、かくもこのように味わい深いジャムが出来るなんて、やはり何事も素材が大切なのだと改めて実感。


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こちらは、そのりんごジャムを練りこんだケーキ。
実はこれ、ジャムを作る際に、一部ちょっと焦げてしまったのを、捨てるのはもったいないので、生地に混ぜて焼いてみたのが初めだったのですが、これがなかなか美味しかったので、2作目からも、ジャムを更に煮詰めて、少し焦げ目をつけてから使いました。
一晩置くと、生地がしっとりして、りんごと良く馴染み、とても美味しい。


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それにしても、これ、なんというケーキなんでしょう。
一応パウンドケーキの型で焼いたのですが、全然違うものになりました。(笑)
ま、美味しかったから良いんですけどね。
by mt_sophia | 2007-10-24 21:00 | 美味しいテーブル(洋) | Trackback | Comments(2)

からすみ作り

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10月も半ばを過ぎ、日一日と秋が深まり行く今日この頃。
築地にも、蟹、牡蠣、あんこう、鱈の白子など、冬の海の幸が並び始めました。
先日行った某お寿司屋さんでいただいたあん肝の煮付けが非常に美味だったので、似たようなものが作れないかと手頃なあん肝を探しているうちに、ふと目に付いたのがこの鯔(ぼら)の卵巣。
そう、これがあの「からすみ」に変身する前の姿なのです。

以前はよく、九州に住む父の妹が送ってくれた生の鯔の卵巣で、自家製からすみを作ったものですが、数年前にその叔母が亡くなってからは、それもすっかり途絶えておりました。
が、今日思いがけずこの艶やかな卵巣に再会し、久しぶりに作ってみようと、あん肝探しはやめて、こちらを購入。
鯔の卵巣を自分で買うのは初めてでしたが、さすが日本三大珍味とうたわれる高級食材だけあって、お値段もなかなか。
今日築地でざっと見たところ、1キロ数千円のものから、3万円超のものまで、お値段もピンきりでした。
九州でも、年々手に入れるのが難しくなったと、あの当時、すでに叔母が嘆いていたけれど、近年、漁獲量は更に激減し、お値段は高騰の一途をたどっている模様。


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迷った末、私が購入したのは、1キロ1万7千円のもの。
お高かったですが、どうせ同じ手間をかけるなら、良質のもので作りたいと思い、清水から飛び降りる覚悟で(笑)、これに決めました。
ぷりぷりと張りがあり、まるで南方系の果実のように艶やかに輝く美しい黄色。
せっかくこんな素敵な卵巣を手に入れたのですから、気合を入れて作らないと!

ちなみに、鯔は、東京湾でも獲れるので、もちろん格安の東京湾産もありましたが(九州産の半値以下)、お店の人によると、かなり油臭いのは否めないとのこと。
やっぱり、鯔は九州産に限ります。


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下処理してから、たっぷりの塩をまぶしました。
ここから1週間ほど、この状態で寝かせます。

塩をまぶす前に、まず卵巣の血抜きをするのですが、なんと言ってもこれが一苦労。
卵巣全体に走る毛細血管の1本1本を、注意深く指でしごき、丁寧に血を取り除いていきます。
これがからすみ作り最大の手間なのですが、私は意外とこういうちまちました作業は苦にならないので、今日もじっくり時間をかけて、丁寧にやりました。
(これを怠ると生臭いからすみに、やりすぎて表皮を破ってしまうと、卵が出てしまい、せっかくのからすみが台無しになってしまいます)


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2時間でこんな感じ。(ちょっとお塩を追加しました)
上の画像と見比べると、だいぶ水分が抜けたのがおわかりになると思います。
この状態で5日から1週間置いた後、今度は塩抜き→お酒に漬ける→乾燥と、完成まで約1ヶ月。
亡くなった叔母は、冷蔵庫で作れる作り方を教えてくれたのですが、せっかくなので、山の家のきれいな空気の中で、天日干ししたいと思っています。

無事完成したら、またご報告します。


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魚卵シリーズで、こちらはいくらの醤油漬け。
今月は、ご希望の方に、この醤油漬けをお分けしています。
今日は、3腹分仕込みました。
by mt_sophia | 2007-10-23 22:57 | 美味しいテーブル(和) | Trackback | Comments(4)

アクアパッツァ

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東京を発つ前に立ち寄った「なにわや」で、美味しそうなキンキを発見。
1匹で、そこらへんの軽いランチなら二人分出そうなお値段でしたが、いかにも脂が乗っていそうなその艶やかな姿に一目惚れしてしまった私。
今週末はお魚料理と決めていたし、値段は見なかったことにして、買い物かごに放り込みました。
(私儀、別に「なにわや」の回し者でもなんでもありませんが、ここはお肉だけでなく、魚介も非常に良いものを置いています)


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キンキといえば、和風の煮付けが定番ですが、今日は食べたいパンがあったので、迷った末、パンに合わせてアクアパッツァにしました。
アクアパッツァとは、お魚や貝類などを、お水やワインなどで煮込んだイタリアの家庭料理。
余計な味付けは一切せず、魚介から出た出汁と塩、こしょうでシンプルに味わうお料理です。


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キンキは、すでに下処理した状態で売られていたので、準備は楽チン。
軽く洗ってからおなかにハーブを詰め、塩、こしょうして両面をフライパンで軽く焼き、たまねぎの薄切りを敷いたストウブに入れるだけ。
あとは、あさり、えび、ミニトマト、きのこなどを散らし、白ワイン、お水、オリーブオイルを少々振ってから、蓋をしてストーヴの上に乗せて、15分で出来上がりです。


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今日のキンキはストウブジャストサイズ。
よってお鍋から直接は取り分けにくいので、キンキは一度長皿に移してから、各自のお皿に取り分けました。
上品で淡白な白身魚ですが、脂が乗っていて非常にふくよかな味わい。
お野菜類も、魚介から出た出汁を吸って、とっても美味しい~。


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なんだかえびがメインぽく映ってしまいましたが、その右側にあるキンキ、ちょこっとしか映っていませんが、これだけ見ても艶やかで美味しそうでしょう。
普通に食べても充分柔らかいですが、今日はストウブ効果で、さらにふんわりしっとり、美味しくなりました。
お味しっかり目のブイヤベースも好きですが、たまにはこういうシンプルな味わいのお魚料理も良いですね。
体がホッとするお料理でした。


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久しぶりの富士山は、すでに薄っすらと雪化粧。
富士山麓は、東京よりずっと早いスピードで季節が進んでいます。
by mt_sophia | 2007-10-21 18:14 | 山の家だより | Trackback | Comments(6)

パンプキンプティング

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今月のレッスンでは、ハロウィンにちなみ、デザートにパンプキンプティングをお出ししています。
基本的に、お菓子作り(というか計量)は苦手なのですが、粉ものよりはこういう冷菓子の方がまだ作りやすいので、今のところは何とか続いています。
(実は、8月のエスニック特別クラスの際も、皆様にデザートにマンゴプティングを食べていただこうと思い立ったものの、結局は作ったり作らなかったり…。「私、食べてないわ」という方、ごめんなさい~)

本来、パンプキンプティングは、生のかぼちゃをふかして、裏ごしして…とやるべきなのでしょうけれど、頻繁に作るとなると、さすがにそれは手間なので、今月はこちらにお世話になっています。


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アメリカ産パンプキンペースト。
これからの季節、アメリカでは、ハロウィン、感謝祭と、パンプキンの登場場面が多いので、今の時期の輸入食料品スーパーには、このパンプキンペーストが山積みされています。
1缶822グラムと、かなりのボリュームですが、お値段はそれほどお高くなかったように思うので(1缶500円くらい?)、ちゃちゃっとパンプキンのお菓子を作るには、便利な一品。


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牛乳、たまご、パンプキンペースト、お砂糖などを適当に配合し、大きめの耐熱皿を使って焼いたのですが、焼いているうちに寝てしまい、気がついたら朝。
しかしそれが功を奏したのか、余熱の入り方が良かったようで、柔らかくなめらかなプティングが出来上がっていました。(笑)
苦めのカラメルが、美味しい。


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9年前、このお料理教室を始めた頃は、確か毎月レッスンのレシピにデザートも入れていたのですが、いつの間にかメニューから姿を消していました。
やっぱり自分が好きでないと、なかなか続かないものです。

今月は、皆様にお出しできるように、がんばります。
ま、このペースト缶があれば、大丈夫でしょう。(たぶん)
by mt_sophia | 2007-10-18 07:58 | 美味しいテーブル(洋) | Trackback | Comments(0)

ストウブ・オン・ストーヴ

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この山の家をオープンした時、お友達からStaub(ストウブ)のオーバル鍋をお祝いに頂戴しました。
ル・クルーゼには、妙な気恥ずかしさがあり、どうも買う気になれない私なのですが(それでもいくつかは持ってますけど)、ストウブのこの重厚なデザイン、機能性、実用性は、どれをとっても私好みで文句なし。
なんとも嬉しいプレゼントでした。
夏の間は、なかなか使う機会がなかったのですが、10月に入り、この山の家にもストーヴが登場し始めたので、この火を使わない手はないと、いよいよ本格的にストウブの活動開始です。


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今年の1月、牛テールを使って「コムタン」を作った際、味は良かったものの、あのコムタン独特の白濁したスープにはならなかったので、韓国人留学生のお友達(趙くん)に作り方を聞きました。
このメモは、釜山に住む趙くんのオモニ(お母さん)が教えてくれたレシピを、趙くんが日本語に訳してくれたもの。
「四骨」というのは、牛の4本脚の骨付き肉のことなのですが、日本では入手が難しいので、今回も牛テールで挑戦。
(それにしても、趙くんは日本に来てまだ1年半なのに、日本語が本当に上手です)

*「コムタン」とは、「じっくり煮込んだスープ」という意味なので、特にテールだけに限らず、骨付きの牛肉であれば、部位はどこでも、すべて「コムタン」なのだそうです。


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南麻布の「なにわや」で購入した牛テール。
「なにわや」の牛肉は、高品質ということで有名ですが、その中でもこの牛テールの素晴らしさは、港区在住の「牛テール好き奥様」なら、知らない人はいないと思います。(笑)
良いスープが取れるのはもちろんのこと、ここの牛テールを食した翌日の肌艶の良いことといったら、1本10万円の美容液より、はるかに効果絶大なのです!(笑)


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趙くんメモによると、「まず、四骨(この場合は牛テール)は、12~13時間冷水に漬けて血抜きをする」とあります。
ひょえ~!いきなり12時間ですか!?
そんなことしてたら明日になっちゃう~ってことで、ここはちょっと省略して、1時間ほどで終了(実際それほど血は出ませんでした)。
その後一度下茹でし、水洗いしてから、ストウブに並べ、その上に長ネギ、生姜、にんにく、たかのつめなどを乗せて、富士山の天然水をたっぷり注いで、いざストーヴの上に。

*山の家の水道は、富士山の天然水。
つまり普段東京でお金を出して買っているペットボトル入りの「富士山の天然水」 が、ここでは 蛇口をひねると出てくるわけです。
(しかも湧き水なので水道代は無料)


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コトコトと3時間ほど煮るとこんな感じ。
だいぶ白濁して来ました。
強くもなく、弱くもなく、ストーブの火加減は、煮込み料理に最適です。
しかも灯油代だけで済むのですから、非常に経済的。
趙くんメモによると、「お肉が柔らかくなったら、お肉は取り出し、スープだけを更に煮る」とあるのですが、これが、な、なんと24時間とのこと!
ん~美味しいコムタンへの道は、予想以上に長かった…。

レシピ通りに実践したい気はあるものの、早く食べたい気持ちも強く(の方が強く?)、結局2日間で合計9時間煮込んだところで、今日のところはひとまず終了。


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シンプルに、塩、こしょうだけで味付け。
お肉はしっとりと柔らかく、じっくり煮込んだ牛骨エキスたっぷりのスープは、なんとも味わい深く、まさに絶品です。
圧力鍋を使うと、お肉の脂抜けが早く、多少のパサつき感は否めないのですが、ストウブならそんなことありません。
同じ時間で、しっとりと柔らかく仕上がります。
ん~素晴らしい!

あと1食×2人分残してあるので、1週間冷蔵庫で寝かせ、また来週末、ストーヴの上で続きをやりたいと思います。
果たして、スープは完全に白濁するでしょうか!?


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この週末は、勝沼へも足を伸ばしました。
ぶどうの収穫も、そろそろおしまいのようです。
by mt_sophia | 2007-10-14 21:37 | 山の家だより | Trackback | Comments(4)

信州蕎麦巡り③

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翌朝、夫を仕事先まで送り、私はその後松本城など市内をぷらぷら見学。
松本には初めて来ましたが、城下町の面影が色濃く残り、また四方を囲む山々も美しく、とても品のある街だなあという印象。
そういえば、昨日松本に到着した時、時間が早かったので、某ホテルの1Fにあるファミリーレストランにコーヒーでも飲もうと入ったところ、店内を埋め尽くしているのは、なんとほとんどが欧米人の観光客。
「そ、そんなに松本って観光名所なの!?」と、夫共々想定外の光景にびっくり仰天していたのですが、帰京後、友人にその話をしたら、きっとそれは上高地に紅葉を観に行く人達ではないかとのことで、なるほど~と納得。
(上高地は今が紅葉の見頃だそうで)

さっくりと市内を見学し、私は再び安曇野へ。
松本から安曇野までは、車で30分ほどです。
カーナビのおかげで、地図も何も見ずにどこにでも行けるのは、非常にありがたい。


f0107364_10314178.jpgまずは「栄作」。
田んぼの中を通り、その奥の赤松の林の中にひっそりとたたずむ隠れ家的なお店です。
お店の方は、とても気さくで、何とも温かみのある良い雰囲気。


f0107364_10403231.jpgもり蕎麦700円。
暗かったため、画像は今イチですが、とても艶々していてきれいな麺でした。
新蕎麦とのことで、甘味もあり、腰が強い麺は、まるでしらたきを食べているかのよう。
非常に美味しいお蕎麦でした。



f0107364_10453770.jpg続いて「山の花」。
色々リサーチした結果、ここは安曇野で最も人気のあるお店のうちのひとつのようです。
木をふんだん使った店内は、とても明るくて清潔。


f0107364_10483366.jpgもり蕎麦750円。
ご覧の通り、とても薄くて平らな麺です。
一見「べちゃっ」という印象ですが、腰はあり、香りは高く、口の中に蕎麦の甘味が広がります。
個人的には、あまり好みではありませんでしたが、お蕎麦は確かに美味しかった。
甘味も人気のようです。


安曇野の中でも、この2店がある穂高町は、お蕎麦屋さんの激戦区らしく、至るところに「手打ち蕎麦○○」という看板を見かけます。
また、小さな美術館やギャラリーも多いので、何日もかけてゆっくり廻ったら、とても楽しそう。
残りのお店は、老後の楽しみにとっておきます。

2軒をはしごし、再び松本へ。



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ちょうど夫の仕事が終わったとのことなので、あらかじめ決めておいた市内のお蕎麦屋さんにて待ち合わせ。
お店の画像を取り忘れましたが、お城の北側にある「五兵衛」という小さなお蕎麦屋さんです。
ここは韃靼(だったん)蕎麦で有名とのことで、先に着いた夫は、韃靼蕎麦と普通のお蕎麦の2種類をオーダーしていました。

韃靼蕎麦とは、中国原産の蕎麦粉で、普通の蕎麦粉とは種類が違います。
一般的な蕎麦粉に比べると、黄色味がかっていて、ほんのりと苦味があるのが特徴。
栄養価は、普通のお蕎麦より数倍も高く、どちらかというと薬膳的な意味合いが強い感じのするお蕎麦です。
(左の画像がそうです)

右のお蕎麦は、特に際立った特徴のない普通のタイプでしたが、充分美味しくて、この土地のお蕎麦のレベルの高さがうかがい知れるお蕎麦でした。



f0107364_11171123.jpg続いて同じく松本市内の「野麦」へ。
3テーブルしかない小さなお店ですが、ここも松本ではとても人気らしく、観光シーズンには外にずらりと行列が出来るとか。
一歩お店に入ると、安曇野のお店ののんびりした雰囲気とは違い、ピーンと張り詰めた緊張感を感じます。


f0107364_11212512.jpgもり蕎麦700円。
これは「半盛り」で、「普通盛り」は1,100円ですから、今回行ったお店の中では、ダントツの高額店です。
しかーし!超細の麺は1本1本腰があり、香りも高く、辛めのおつゆとの相性は最高。
いや~美味しい!!素晴らしい!!感動!!

パスタでいうフェデリーニのような細い麺なのに、非常に味わい深く、お店を出た後も、お口の中いっぱいにお蕎麦の香りが残っています。
このお値段でも、充分に納得。

「美味しかったね~」と言いながら、車に乗り込み、さーてお次のお店は…!?

…なんてことはなく、夫は夕方までに東京に戻らねばならないので、お蕎麦巡りの旅はこれにて終了。
「野麦」の余韻に浸りながら、松本を後にし、東京へと向かいました。
といっても、事前に目をつけていたお店には全て行けたので、もう大、大満足!

結局、1泊2日で10軒11種類のお蕎麦を堪能。
どのお店もひとつとして同じお蕎麦はなく、それぞれ個性があって、ブラインドで食しても、今回行ったお店なら、たぶんわかるのではないでしょうか。

どこもとても美味しかったけれど、「もう一度行きたいところ」あえて挙げるなら、私は以下の4店。

①野麦
②栄作
③つばくろ
④せきや

ここまでどこもレベルが高いと、あとは個人の好みだと思いますが、今回行った中では、我が家的には「野麦が秀逸」との意見で一致。
お城から比較的近いところにありますので、松本観光をされる際は、ぜひぜひ行かれてみて下さい。

信州全体に一体何軒のお蕎麦屋さんが存在するのか良くわかりませんが、イタリアで食べるパスタがどこもそれなりに美味しいように、きっとどこで食べても、それなりのレベルを味わえるのでしょう。
美味しい水、澄んだ空気、冷涼な気候、この土地の自然を大切に育むことによって、この蕎麦文化が発展したのですから、お蕎麦はまさに信州の自然の恵みそのもの。
わずか1泊2日では、そのほんの一端に触れただけですけれど、お蕎麦、お野菜、わさびと、信州の味覚を楽しめて、とても良い経験になりました。

こんな美味しい旅なら、いつでも運転手役を仰せつかりますわよ!>夫
by mt_sophia | 2007-10-12 12:32 | 美味しい旅・風景 | Trackback | Comments(2)

信州蕎麦巡り②

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安曇野、新行の蕎麦巡りを終えて宿泊先に戻り、夜、仕事を終えた夫と合流。
さてお夕飯はどうしようか(あぁ、食いしん坊)とあれこれ調べてはみたものの、どうやってもお蕎麦以外に魅力的なお食事処は見つからないので、夜も引き続き、お蕎麦を食べに行くことにしました。
と言っても、お蕎麦屋さんというのは、たいていお昼から営業し、麺がなくなり次第終了、つまり夕方までには営業終了というお店が多く、夜やっているところは本当に少ないのです。
そんな中、徹底的にリサーチして、以下の2店に行ってきました。



f0107364_94407.jpgまずは松本市内の「なご味」。
ここはお蕎麦はもちろんのこと、ラーメンでも有名なお店です。
お蕎麦とラーメン、東京では両立しないような気がしますが、ここではわりとあることらしい。
お店はとても清潔で良い雰囲気。


f0107364_983670.jpgもり蕎麦750円。
極細麺で、キンキンに冷やしてあり、私の好きなタイプのお蕎麦。
ここはつゆが2種類(かつおと煮干し)から選べて、200円払うと追加も出来るので、私達は両方頼んでみました。
かつお出汁は甘め、煮干し出汁は辛め、どちらも美味しかった!


f0107364_9131137.jpg噂のラーメンも頼んでみました。
鶏、豚、魚介がミックスしたスープで、濃厚なんだけれど、しつこくなくて、確かに美味しい。
非常に私好み。
他のお客さんは、ラーメンを頼んでいる人が多かったです。


お蕎麦、ラーメン共に高レベル。
お蕎麦は、おかわりしてしまいました。
他にも2、3品おつまみも頼んだりして、かなり満足だったのですが、もう1軒行きたいお店があったので、続いてそちらにGO!



f0107364_925839.jpg同じく松本市内の「せきや」。
看板には「そば処」とありますが、メニューを見るとむしろ居酒屋といった感じで、昼間行ったお蕎麦一本系のお店とは全く違った雰囲気。
22時半までやっています。お酒も充実。


f0107364_9284676.jpgここのお蕎麦は、つなぎを一切使わない十割蕎麦。
お蕎麦メニューは、更級、韃靼(だったん)、粗挽き玄蕎麦の3種類があり、私達は粗挽き800円をチョイス。
しっかりした麺とつゆの相性は最高で、香りも良く、素晴らしく美味しい。
夫は大絶賛でした。


驚いたのが、最後に出された蕎麦湯。
透明で、さらさらしていて、非常に香り高く、まるでジャスミンティのような芳しさ。
お店がある「井川」という場所は、鎌倉時代から美味しい水の湧く場所として有名で、今もお店では24時間天然の湧き水を使用しているとのこと。
美味しいお水が、蕎麦粉の香りを一層引き立てるのでしょう。
蕎麦湯には、そのお蕎麦の特徴がストレートに現れるので、注意して飲むと、色々わかってなかなか面白いです。
この他、季節野菜の天ぷら盛り合わせなども頼みましたが、こちらも美味しかった。

いやいや、信州のお蕎麦って、本当に美味しいですね。
夫ともども、そのレベルの高さに感動しつつ、その後は地酒を飲みに、日本酒バーにGO!

…なわけなく、今朝4時起きだった私達は、さすがにお疲れモード。
おとなしくホテルに戻り、そのままバタンキュー(古)でした。

蕎麦巡りの旅は、明日も続きます。(たぶん)
by mt_sophia | 2007-10-11 20:56 | 美味しい旅・風景 | Trackback | Comments(0)


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自宅にて、「手軽に美味しい」欧風家庭料理教室「ステラ・ソフィア」を主宰しています。

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