9月のレッスン
2007年 09月 28日
<今月のメニュー>
・鶏レバーのペースト
・ペンネ・アラビアータ
・魚介のカルトッチョ
・白ワイン2種
・チーズ(モルビエ)
毎年9月からは秋らしいメニューにするのですが、今年は残暑が厳しかったこともあり、まだまだ赤ワインの気分でもないでしょうってことで、急遽白ワインと、それに合うメニューをご用意いたしました。
まず前菜は、鶏レバーのペースト。
昨年あたりから、研究を兼ねてたびたび作ってはいたものの、私自身がレバー苦手だったこともあって、なかなかお教室ではご紹介できなかったのですが、あれこれ試行錯誤を繰り返しているうちに、次第に好きになってしまい、また試食して下さった方々からも評判が良かったので、晴れて今月無事お教室デビューとなりました。
鶏のレバー、たまねぎ、にんにくだけで作るシンプルレシピですが、レバーを丁寧に下処理することによって生臭みが取れ、レバー嫌いの方にも食べやすいペーストに仕上げます。
7月もそうでしたが、ディップやペーストなどを塗って食べるには、オーバカナルのバゲットが最適。
今月も夫にはずいぶんとお世話になりました。
パスタは、これまたシンプルなアラビアータ。
たまにはこういう基本的なパスタもかえって新鮮かなと思い、今月のメニューに加えてみました。
こういうシンプルなお料理こそ、丁寧に作れば作るだけ味に深みが出て美味しくなるもの。
ちょっとしたコツで、1缶100円のトマトの水煮が、素晴らしく味わい深いパスタソースに変身します。
メインは、魚介のカルトッチョ。
カルトッチョとは、イタリア語で「包み焼き」というお料理のことです。
クッキングペーパーに、黒オリーブなどで作ったソースを塗った各種魚介と、アスパラガス、トマト、タイムなどを乗せ、そのまま包んでオーブンで焼きました。
包みを破った瞬間、中からほわわ~んと良い香りが漂い、食欲をそそります。
魚介から良いスープが出るので、パンをひたしながら召し上がっていただきました。
ワインは、作り手とヴィンテージが同じ白ワインを格付け違いで2種類ご用意し、それぞれを飲み比べしていただきました。
同じ作り手、同じヴィンテージでも、畑が格付けされているものとそうでないものには、味わい、香りなどに、明確な差があります。
一部の方々から、「ブラインドで!」というリクエストがあり、エチケット(ラベル)を隠してサーヴしましたが、ほとんどの方が(?)見事正解。
お遊びとはいえ、皆さんかなり真剣で、見ている方としては、なかなか面白かったです。
*左がスタンダードのシャブリ、右がプリュミエ・クリュ(1級)のシャブリ。
エチケットのデザインは違いますが、同じ作り手のものです。
さてさて、来週からはいよいよ10月、食いしん坊のための季節の到来です。
皆様とお目にかかる頃には、グッと秋めいていることでしょうから、お教室でも、食欲の秋にふさわしいメニューをご用意したいと思っています。
季節の変わり目、くれぐれもご自愛の上お過ごし下さいね。
なので、今度は「エスニッククラス」に続き、年に1回は「和食クラス」もお願いしたいなぁ~と言ったんですが、先生曰く『それでは肝心のクラスが少なすぎ』ってことでした。でもね…ホントはジャンルとかは何でもいいような…。要するに"sophia先生の美味しいお料理を食べること"これが一番の幸せなんですから~~。あら??食べるではなく習う!でしたね。失礼しました。
こちらこそご参加ありがとうございました。カルトッチョの基本は、「パンは3枚!途中でひっくり返して!」ですね!
あの後、他の方々とも話していたんですが、「イタリアンにこだわっているのは先生だけですよ。私たちは美味しいものなら何でもOKですから!」とあっさり言われ、納得したようなしないような少々複雑な気分…。(笑)
たまには気分転換に、和食クラスもやってみようかしら。
ご興味を持っていただき、ありがとうございます。
当教室は、個人宅でのレッスンのため、ご入会は、原則的に在籍されている方からご紹介のあった方のみに限らせていただいております。
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