全日程終了しました
2006年 12月 23日
今年から、新しい試みとして始めたワインクラス。
お料理のクラスでも、毎回2種類のワインをテイスティングするのですが、「もっとワインを掘り下げてお勉強したい」という方々のリクエストにお応えして、毎月1回、ワインだけのクラスを開催することにしたものです。
「ワインを知るには、とにかく数多く飲むこと」、これが私の持論。
ご参加の皆様には、毎回、私がセレクトしたワインを、
で、今日は今年最後のワインクラス。
早いもので、今日が7回目となりました。
過去6回でも相当素晴らしいワインを開けて参りましたけど、今日は今年のファイナルを飾るべく、Ch.ムートン・ロートシルトをヴィンテージ違い(1987年と1997年)で2本飲み比べるという大変贅沢な企画。
その他、ムートンのセカンドであるプティ・ムートン・ロートシルト1997年、ムートンの末裔が作っているというテーブルワインのムートン・カデ(これはおまけ)、ブルゴーニュのジュヴレ・シャンベルタン・プリュミエ・クリュ、マルゴー3級のCh.ディッサンなどなど、どれも評価の高い、素晴らしいワインたち(除:ムートン・カデ)を、心ゆくまで楽しみました。
同じ銘柄のワインでも、10年という月日を経るとどう変化するのか、そしてムートンになれなかったプティ・ムートンと、ムートンの違いは本当にあるのか、そしてあるとすれば、それは一体どういうところなのか、自らの五感で、充分に確認できたと思います。
これらのワインを一度に飲み比べられることも人生でそうないでしょうから、今日は本当に興味深いラインナップを楽しむことが出来ました。
「ワインは生き物」ということを、まさに実感した夜でしたね。
ワインクラスでは、原則としてお食事はご用意しないのですが(簡単なオードヴル程度)、今日はクリスマスということもあり、「ムートン」に合わせて、ラムのローストを焼きました。
ニュージーランド産の生ラムを、2日前からマリネしておいたもので、臭みも全くなく、とっても柔らかくて美味しいラムでした。
(本当は夫が担当だったのに、すっかりワインに夢中で、結局私が焼きました)
やはり、ラムには赤ワインが良く合います。
今日は、差し入れでいただいたアンリオ・ブラン(シャンパーニュ)で乾杯、その後ムートン2本を含む赤ワイン6本を飲み、最後はソーテルヌ。
ワイン元年を締めくくるにふさわしい素晴らしい夜となりました。
強靭な肝臓と、ワインを愛する感性を与えて下さった神様に、皆で感謝いたしましょう。(笑)
さてさて、今年のDinette Sophiaは、本日のワインクラスを持って、全日程を無事終了いたしました。
お料理クラス、ワインクラス、それぞれ皆様、いかがでしたでしょうか?
今年も多くの方々との新しい出会いがあり、私にとっても大変刺激的な1年となりました。
ご参加下さった皆様、どうもありがとうございました。
ワインクラスは、単発でのご参加、またご家族やご友人の方々との参加もwelcomeですので、ご興味のある方は、いつでもお気軽にお出かけ下さいませ。
来年もまたよろしくお願いいたします。
初めまして。コメントありがとうございます。知らない間に色々な方に見ていただいているのだなあ、こりゃいい加減なことは書けないなあと、身が引き締まる思いです。またぜひ遊びにいらして下さいね。