青森

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今、本州最北端の青森県に来ています。
青森市は、10年ほど前に、新婚時代を過ごした想い出の地。
私のように、生まれたところも育ったところも同じ場所という人間にとって、縁もゆかりも知り合いも全くいない土地での新しい生活は、常に新鮮な発見の連続でした。
住んでいた期間は短かったですが、実にたくさんの想い出があって、私にとっての青森とは、まさに心の故郷ともいえるべき、格別な思い入れのある土地なのです。

今回は、久しぶりにゆっくりと市内を歩いたのですが、10年前に比べて、変わっているような、変わっていないような、懐かしいような、本当にここに住んでいたのかしらと信じられないような、何とも不思議な気分に包まれました。
当然、人々は皆、津軽弁を話すわけですが、住むところを探しに初めて青森を訪れた時より、今回の方がずっと新鮮に感じられたのも意外。
きっとあの頃は、早くこの土地に馴染みたいという気持ちが強く、そんな客観的な思考すら持っていなかったのでしょう。
私にも、そんな健気で初々しい新妻時代があったのです。(笑)
















青森市内には、それほど目玉になる観光名所はないのですが、元・住民として、いくつかローカルなスポットを挙げてみました。



f0107364_9305129.jpg青森の観光物産館「アスパム」。
青森駅から歩いて10分ほどのところにある、青森観光のシンボル的存在です。
青森の名産品であれば、たいていのものはここで揃います。
その右奥に見えるのが、「青森ベイブリッジ」。
ここのすぐ前が、もう海になっています。
今はもう廃止となった「青函連絡船」は、このあたりから出ていました。



f0107364_9321460.jpg市民の台所「古川市場」。
魚介類、野菜類、何でも手に入ります。
活気溢れる築地のあの雰囲気に慣れてしまうと、ずいぶんと地味な感じがしないでもないですが、住んでいた頃には、毎日のようにここに食材を買いに来ていました。
今の季節は、地上がりの「鱈(たら)」の白子などが美味しいです。



f0107364_9325217.jpg青森には、りんご、帆立、山芋など、様々な特産品がありますが、中でも絶対に青森産が一番だと思うのは、この「にんにく」!
都内のスーパーなら、1個400円近くしますけれど、ここではなんと10個で1,000円。
半端なかけらのものであれば、もっとたくさん入っています。
1片がとっても大きく、香りも最高。



f0107364_933462.jpg同じく特産のりんごを使った「りんごジュース」。
青森には、りんごの種類別に、何種類ものりんごジュースが存在します。
これは、お土産用の箱詰めですが、普段飲みには、一升瓶で買うことが出来ます。
これが、甘くて最高に美味しい。



f0107364_9384329.jpg青森のラーメンと言ったら、この「まるかいラーメン」。
青森に住んだことのある人であれば、必ず一度は口にしているだろうという、青森では有名なお店です。
あっさりとした煮干の出汁に、ラーメンともうどんともつかない不思議な麺が入っていて、これで1パイ500円。
独特な味わいに、好き嫌いがはっきり分かれるところですが、一度はまると病みつきになる味で、毎日1回は食べないと気が済まないという人も多くいます。



f0107364_9385759.jpgこちらは、私の大好きな「工藤ラーメン」。
ここも、青森ではファンの多いお店です。
かつお出汁ベースのあっさりしたラーメンで、この手の素朴なラーメンは、東京ではまずお目にかかれなくなりました。
これは、お試し用の一口サイズで、なんと100円!
市場の近くにあるので、朝8時からやっています。



f0107364_9391049.jpg青森一の呼び声高い、お寿司の名店「寿司一」。
銀座の久兵衛で修行されたというご主人は、青森では珍しく(唯一)、非常に洗練されたお寿司を出されます。
10年前に住んでいた頃は、お金もなく、このような高いお店には行けませんでしたが、もし行けたとしても、何もわからない子供の舌では、このお寿司は理解できなかっただろうなあ。
今回このタイミングで行けたのは、非常に良かったです。



f0107364_9412717.jpg市内は、ちょうど紅葉が見頃でした。
青森は、海と山に囲まれた自然溢れる土地です。
住んでいた頃は、毎週のように、温泉だ、スキーだ、釣りだ、キャンプだと、あちこちに出かけていました。
弘前の桜、奥入瀬の新緑、十和田の紅葉、八甲田の雪景色、四季折々の自然が楽しめます。

今年は比較的暖かいようで、雪の便りはまだ。
けれど、夜は10度を下回っているので、確実に寒いです。
10年前に比べて一番変わっていたのは、街にローソンが出来ていたことかな。
(当時はまだ青森にはありませんでした)

さて、明日からは、八甲田方面に移動です。
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Commented by AGI at 2006-11-06 23:28 x
はじめまして。「カリフォルニアワイン」つながりでお見かけしてから、いつも楽しく拝見しています。
私は生まれも育ちも青森です。故郷を離れてから20年も経つので、今回のラーメンや市場の写真、大変懐かしく当時のことが思いだされ、コメントさせていただいた次第です。
上京してからは10年ほど六本木に住んでいましたが、今は郊外に越して、庵でワインの日々の隠居(?)生活です(笑)。機会がありましたら、素敵なワイン会にも参加させていただきたいものです。
これからも楽しみにしております。
Commented by mt_sophia at 2006-11-07 11:10
◆AGIさん◆
初めまして!ようこそいらっしゃいました。青森ご出身なんですね~。市内でしょうか?私は、1年半くらいしか住んでいなかったのですが、新婚時代だったこともあり、今でも青森には格別な思い入れがあります。今回は、結婚10周年の記念で再訪しました。新しい生活に慣れようと一生懸命だった自分の姿を思い出し、今を反省して帰ってきました(笑)。
ワインもお好きなんですね~。機会があれば、一度ぜひワインでもご一緒したいですね!
Commented by AGI at 2006-11-07 16:40 x
お返事ありがとうございました。m(__)m
ご結婚10周年、おめでとうございます。
お天気にも恵まれて、よいご旅行になったようで、何よりでした。

はい、私はずっと市内で生まれ育ちました。
合浦公園は子どもの頃からのテリトリーでした(ロコねたですみません)。
上京したあと親が弘前に越したので、いまでは弘前が実家になりましたが、弘前もよいところです。実家周辺はリンゴ畑に囲まれています。
今度は弘前にもぜひ足を延ばして下さいね。

八甲田と十和田のお写真も綺麗ですね。思わぬところで懐かしいふるさとに出会うことができて、つい長文になってしまいました。お許し下さい。
今後とも、どうぞよろしくお願いいたします。
Commented by mt_sophia at 2006-11-08 00:17
◆AGIさん◆
おぉ~合浦公園ですか~!私も、良く行きましたよ~!太宰治の「津軽」にも出てきますね。
私は、中央に住んでいました。当時お気に入りだった近所の小さなフレンチが、今回行ったら跡形もなく無くなっていて、ちょっと寂しかったです。
弘前も、何回か行きました。青森と違った趣きがあって、また良いところですよね。

写真も文章もつたないブログですが、良かったらまたぜひ遊びにいらして下さいね。
by mt_sophia | 2006-11-05 22:22 | 美味しい旅・風景 | Trackback | Comments(4)