レインボーブリッジとお台場
2006年 10月 09日
気持ちの良い秋晴れの休日、簡単なサンドウィッチを作って、お台場までお散歩して来ました。
内陸(?)とお台場をつなげているのが、このレインボーブリッジというわけなのですが、レインボーブリッジは2層になっていて、上が首都高速、下は、真ん中にゆりかもめ、その両脇に一般道、そしてそのさらに両脇に人間が歩くことが出来るプロムナードがあります。
そう、意外と知られていないようですが、レインボーブリッジは歩いて渡れるのです。
橋の途中からの眺め。
お台場に向かって左側を歩いたので、ちょうど東京タワーから汐留、浜離宮あたりまでが写っています。
景色は良いのですが、プロムナードと車道の間には、ガードレール1枚しかないので、ちょっと怖い。(車が結構なスピードを出しているので)
ドキドキしながら30分ほど歩くと、お台場側に到着。
松林の向こう側は、人工のビーチになっています。
フジテレビと左隣りのビルの間にうっすらと浮かんでいる物体(わかるかな?)は、羽田に到着する飛行機です。
海と近代的な建物のコントラストは、私が最も好きな東京の景色のひとつ。
昼も夜もきれいです。
今までは車でしか通ったことがなかったので、ゆっくり味わうことがなかなか出来ませんでしたが(いつも自分で運転しているので)、今日初めてたっぷりと堪能できました。
自宅からお台場まで、ぷらぷら歩いて約1時間半の道のり。
よく歩いた後のランチは格別です。
今日は、イタリアンサラミとクレソンのサンドウィッチ。
ちなみに、「お台場」とは、その昔、江戸幕府が黒船の来襲に備えて大砲を打つ「砲台」を設置した場所で、今でもその砲台跡(上記画像)や、兵士達が寝泊りしていた陣屋や弾薬庫跡なども残っているれっきとした歴史名跡なのです。
周辺に点在する小島や、自生している松の木などからも、何となく当時の雰囲気が伝わってきます。
近代的な臨海副都心のど真ん中で、ここだけまるで時間が止まっているかのようですね。
秋ですね~。
あちこちから、コオロギの鳴き声も聴こえました。
お台場には、いくつか小島があり、実は植物や野鳥の宝庫なのだそうです。
駅側のいわゆる商業施設的なものには全く興味はありませんが、この公園は、なかなか趣きがあったので、機会があればまた行ってみたいです。