うなぎ ~わかな~
2006年 07月 18日
このところ急に暑くなり、早くも夏バテ気味の私。
ここはひとつうなぎでも食べて英気を養おうと思い立ったのですが、私がいつも行くうなぎ屋さんは、日曜日はお休み。
仕方ないので、以前より気になっていたお店をいくつか調べてみましたが、うなぎ屋さんって、日曜日・祝日はお休みのところが多いんですね~。
唯一営業していた千住の名店「尾花」は、午後3時頃電話してみたら、「現在70人待ち」とのこと。
な、な、70人~!?
こんな暑い中、そんな列に並んだら、余計に体調が悪化しそうなので、結局昔よく行った横浜のお店まで出かけることにしました。(え?充分元気?)
創業明治5年の老舗で、横浜では有名なお店です。
一般客は、2Fの食堂に通されます。
うなぎは、うな丼とうな重の2種類があり、うな丼は比較的リーズナブルなお値段。
私はがっつりと食べたかったので(どこが体調不良?)、上うな重にしましたが、2Fの食堂では、うな丼を食べるのが普通らしい。
(うな重は3Fのお座敷用メニュー)
数年前初めてここのお店で食べた時、うなぎはもちろんのこと、とにかくお米が美味しいのにびっくりしたのですが、久しぶりに食べた今日のうな重も、お米の美味しさは相変わらず。
一粒一粒がすごくしっかりしていて、ちゃんと立っていて、とても味のあるお米なのです。
うなぎも、脂はたっぷりと乗っていながら、くどさはなく、お口の中でとろけてしまいそうに柔らかい。
このうなぎとご飯の相性はばっちりで、美味しい「うな重」というのは、うなぎ、お米、タレが三位一体となって初めて完成されるのだなと、改めて思いました。
うな重の前に、おつまみで白焼き。
わさび醤油でさっぱりいただけますが、個人的にはもうちょっとこんがり焼いてあるのがお好みです。
うなぎ屋さんに行くと、いつもこれに肝焼きもオーダーするところですが、ここのお店はなぜか肝焼きを置いていないのです。
レバー嫌いの私が、唯一食べられるのはこのうなぎの肝焼きなので、肝焼きがないのはちょっと残念。
急に暑くなったせいか、私と同様、土用の丑の日まで待てない人々で、このお店も大賑わい。
空いていそうな時間を狙って行ったにもかかわらず、20人くらいが並んでいて、40分以上待ちました。
が、帰ることには、2Fのお店から、階段づたいにお店の外まで、人、人、人の大行列。
一体何時間待ちになるのでしょう…。
実はこの私、今でこそうなぎは大好物ですが、こちらも数年前の突然の味覚革命により食べられるようになったばかり。
30歳になるまで、うなぎなんて何をどうしたって食べられなかったというのに、今では名古屋まで日帰りでひつまぶしを食べに行くくらいですから、人間変われば変わるものですね。
久々のうな重、美味しかった!
◆割烹蒲焼わかな◆
横浜市中区港町5-20
Tel:045-681-1404
また行きたい ★★★★★
日本は、先週末急に暑くなって、熱中症など、体調を崩す人が続出したようです。このお店、横浜では人気のお店なんですよ。私の40分待ちはまだ良いほうで、帰る頃並んでいた人は、2時間くらい待たないとダメだっただろうと思います。
名古屋のうなぎも美味しいですね~。この前も、よっぽど新幹線に飛び乗ろうかと思いました。同じ日本で、これほど地域によって食べ方が違うのも面白いですね。またひつまぶし食べたいです。
地方のお店もどんどん東京に進出している時代なのに、なぜ東京に「ひつまぶし」のお店が増えないのか、不思議ですねえ。絶対に流行ると思うのだけど、東京の人は、やっぱり「ふわふわの柔らかいうなぎ」にこだわっているのでしょうか。