美味しい屋台
2006年 07月 06日
タイといえば屋台。
麺、ご飯、おかず、焼き物、揚げ物、フルーツ、ドリンク、スウィーツと、もうありとあらゆる屋台が街中にあふれかえっています。
タイに来ると、これら屋台飯(めし)がタイ人の命の源であることを、肌で実感します。
私も、もちろん屋台愛好者で、タイスキ以外は、毎日ほとんどこの手のお店で食べています。
初めてタイに来た時は、ガイド役の現地人に、「絶対に屋台で食べてはいけない」ときつく言われていたのですが(お腹でも壊されたら厄介だと思ったのでしょう)、行く先々で目にする美味しそうな屋台の魅力には勝てず、とうとう明日帰るという日に、禁断の屋台デビューを果たしてしまいました。
以来、屋台なしのタイなど考えられないくらいの屋台ファンです。
もちろん、タイにも、こじゃれたレストランはいくらでもあるし、オリエンタルやシャングリラのタイレストランなどにも何回か行ったことありますけれど、屋台の方が安いばかりではなく、よっぽど美味しいのですから、屋台を利用しない手はありません。
屋台飯こそが、タイ料理の魅力そのものだと、私は思います。
*私は、タイでお腹を壊したことは一度もありませんが、体調を崩したという旅行者の話はよく耳にします。屋台が衛生上問題がありそうなことは否めませんので、万人にはおすすめしませんので念のため。
まずは、タイ料理の代表「ソムタム」(青パパイヤのサラダ)。
元々はタイ東北地方のお料理とのことですが、今ではもう普通にどこででも食べられるお料理です。
本当は、生の沢蟹を砕いて入れて作るのですが、さすがにそれは怖いので、いつも「マイプー(蟹は入れないで)」と言って作ってもらいます。
「ヤムウンセン」(春雨のサラダ)。
昨年のエスニッククラスでもやりましたが、こちらもタイ料理の中ではとても人気のメニューです。
さっぱりした味付けで、いくらでも食べられちゃいますが、こんなにえびやいかがゴロゴロ入っていて、一皿40バーツ(約120円)。
笑っちゃいます。
タイぶっかけ飯の王道カオ・パッ・バイカパオ・ガイ。
鶏のひき肉とバジルを炒めたものがご飯の上に乗っていて、半熟の目玉焼きを潰して、かき混ぜながら食べます。
バイカパオとは、ホーリーバジルのことで、日本で主に食べているバジル(スウィートバジル)より、クセが強く、タイ料理にはよく合います。
上記のご飯を食べた屋台に、さや付きの生のヤングコーンがたくさん積んであったので、空芯菜と一緒に炒めてもらいました。
こちらも、絶妙な味付けで、なんでこんなに美味しいの!?と叫びたくなるような一品。
これと、上記のぶっかけ飯で45バーツ(約135円)なんですから、屋台はやめられません。
屋台の仕組みって、どうなっているのか今ひとつよくわからないのですが、だいたいご近所であれば、お店が違っても一緒に食べることはできるし、ビールを置いていないお店でも、頼めばたいていどこからともなくビールを持って来てくれます。
また、飲み物などの持ち込みもOKです。
一皿がわりと少量なのも屋台の良いところで、小腹が空いた時などに、さっくりシンプルな麺などを食べられるのは、旅行者には嬉しい限りです。
唐辛子には、おなかをゆるくする作用があるようですね。ただ、吐き気は「辛さ」が原因ではないので、こっちのタイプは、やはり原因は食べ物でしょか。今度ぜひ「生牡蠣入りソムタム」に挑戦してみましょう。(もちろん貴女がよ!)
ところで、質問なのですが、青いパパイヤのサラダ、私も食べたことがあってとてもおいしいと思ったのですが、これは「青いパパイヤ」というものがあるのですか?それとも黄色いパパイヤを青いときに食べるのでしょうか?(笑)このパパイヤはどこで買えるのかいつも悩んでいます。
屋台は美味しいですよ。タイには、「プー・パッポン・カリー(蟹のカレー炒め)」というお料理があって、これがめちゃくちゃ美味しいです。蟹好きのChristyさんなら、絶対に気に入ると思います。アメリカでも、タイレストランなら絶対にあると思うので、今度ぜひトライしてみて下さい。青いパパイヤのサラダ(ソムタム)に使うパパイヤは、黄色くならないパパイヤを使っています。青りんごが、いつまでも赤くならないのと同じで、パパイヤにも黄色くならないパパイヤがあるんですね。それを特殊なツールできれいな千切りにするのですが、タイの街では、至るところで、人々がパパイヤを千切りにしている風景を目にします。東京だと、ちょっとしたスーパーに行くと、青パパイヤの千切りがパックになって売っているんですよ。これがあると、ソムタムを作るのに便利ですが、タイの屋台で10食くらい食べられるくらいの値段です。やっぱり現地で食べるのが一番ですね!
「プー・パッポン・カリー(蟹のカレー炒め)」って、とってもおいしそうですね。最近、タイ料理食べてないので、食べなくなってきました。あるといいな。
アメリカで食べるタイ料理もとても美味しいですよね。プー・パッポン・カリーも絶対にあると思うので、ぜひ挑戦してみて下さい。