自家製ウォッシュチーズ
2006年 06月 07日
先日行ったフレンチのお店のシェフに、自家製ウォッシュチーズの作り方を教えていただき、私も早速まねして作ってみました。
ウォッシュチーズの「ウォッシュ」とは、「洗う=Wash」という意味ですので、つまり一般的な白カビのチーズ(カマンベールとか)を、塩水やアルコールなどで洗い、一定の湿度がある場所で熟成させれば、誰でも簡単に自家製ウォッシュチーズが作れるというわけです。
私は、一時期はぐじゅぐじゅドロドロな臭~いウォッシュを好んで食べていたこともあったのですけれど、やはり人間、刺激的な食べ物というのは、食べる側にもそれ相応なエネルギーがないと体が受けつけないわけで、(もう若くない)最近はごく普通の白カビ、またはハードチーズ、食べたとしてもごく軽めのウォッシュ程度で、充分に満足できるようになりました。
それでも、高校生くらいまでは、チーズ類は一切食べられなかったので、その頃に比べたら、画期的な味覚革命だと自分でも思うのですけれど。
(といっても、いまだに青かび、羊、山羊のチーズは、苦手です)
ごく一般的なカマンベールの表面を、自宅にあった「森伊蔵」で洗って作ってみました。
「芋焼酎で!?」と驚かれた方もいらっしゃるかも知れませんが、焼酎だって立派な蒸留酒。
全然問題ありません。
チーズの熟成には、湿気が必要なので、ワインセラー(ワイン用冷蔵庫)が適しているとのこと。
最初の1週間くらいは、全く何にも変化がありませんでしたけれど、2週目くらいからウォッシュ独特の匂いが出てきて、だんだん良い感じになってきました。
これでちょうど3週間くらいかしら?
適度な熟成度合いで、第1作としては、なかなか美味しくできたように思います。
ちなみにこの森伊蔵、森伊蔵の中でも稀少な「長期洞窟熟成酒」というやつ。
以前いただいたものが、ちょっとだけ瓶の底に残っておりました。
洗うといっても、お酒でチーズをごしごし洗うわけではなく、表面にまんべんなく塗る程度ですので、ごく少量でOKです。
熟成したチーズの独特な香りと、とろとろ感、いやいや美味しいですね~。
確かに、ぶどう(ワインやブランデーなど)やりんご(カルヴァドスなど)のアルコールで作ったウォッシュとは、少し違った風味の仕上がりです。
他にも色々試してみると面白そうです。
でも、こんな私も、昔からスーパーで売ってるプロセスチーズはあまり得意ではないんですよね~。未だにSUBWAYではさむようなチーズは苦手気味・・・同じチーズなのにね。
コメントありがとうございます。ワインセラーでないとできないわけではないと思うのですが、熟成にはある程度の湿度が必要とのことです。ぜひ一度トライされてみて下さい。
これから梅雨でじめじめしたお天気が続くでしょうから、アルコールで洗って、そこらへんに置いておけば、簡単にウォッシュチーズが出来るかも知れませんよ(笑)。私も、プロセスチーズ、特に6Pチーズなどのかたまりプロセルチーズは苦手なんですが、キャンプやピクニックなど、お外で食べるとなぜか美味しいんですよね。あのチープ感が外の空気に合うのでしょうか。
nattsuさん、ウォッシュ好きとはちょっと意外な気がします。自宅でも簡単に出来ますので、ぜひご自分で作ってみて下さい。美味しいですよ~。
初めまして。ウォッシュは色々試しましたが、マールが一番美味しかったです。上手に出来たらまたご報告して下さい。