マンゴスチン
2015年 07月 14日
フルーツ天国タイ。
特に今は雨季ですので、1年で最もフルーツが美味しい季節でもあります。
市場や露店にも、色とりどりのフルーツが、てんこ盛りに並んでいます。
私が今回、こちらでハマっているのが、フルーツの女王と呼ばれるマンゴスチン。
今までも食べたことはあったはずですが、なぜかあまり記憶になく、今回初めて、その美味しさの魅力に取りつかれました。
甘さの中に、程よい酸味があって、とっても繊細で、お上品な味わい!
南国フルーツ独特のねっとり感もありつつ、後味さっぱりで、すごくバランスが良いのです。
やや硬めの皮(というか殻に近いイメージ)を剥くと、中から乳白色の美しい果実が現れます。
1キロ(この実が、12.3個)で、35バーツ!(約125円)
1個10円ですわよ、奥様!
このマンゴスチンという果実、条件さえ合えば栽培は簡単らしいのですが、その条件に合う場所というのが、世界でも限られているらしく、タイはその中でも、最も生産量が多い土地なのだそう。
品種改良等も難しいそうで、日本でも沖縄あたりで栽培が試みられているようですが、まだ生産の実現には至っていないそうです。
日本で生産が実現したら、とてつもないお値段で売られそうですね。
ちなみに、以前は、検疫の関係で、冷凍物しか輸入されていませんでしたが、数年前に、タイ産のみ輸入が許可されるようになり、フレッシュなマンゴスチンが日本でも手に入るようになりました。
また、この皮から出る赤い色素が非常に強力で、服などに付いたら取るのが大変です。
果物の王様と呼ばれるドリアンが、その匂いの強烈さから、ホテルなどに持ち込みを禁止されたりすることはよく耳にしますが、このマンゴスチンも、ホテルによっては、持ち込みお断りしているところもあるそうです。
(じゅうたんやカーテンなどに付いたら大変だってことのようです)
こちらも、今が旬の人気フルーツ。
ランブータンです。
見た目はいそぎんちゃくですか?という感じのキモ系ですが、中身はとっても美しい透き通った果実。
ライチに似ています。
タイの人には、マンゴスチンよりこちらの方が人気のようで、どこにでも山盛りになって売られています。
(私は絶対にマンゴスチン派ですが)
スーパーには、こんなジュースも。
しかしこれは、ちょっと今イチでした。
やっぱりフレッシュなものをいただくのが一番です!