2月のレッスン
2010年 02月 28日
<今月のメニュー>
・やりいかのアンチョビマリネ サラダ仕立て
・ブイヤベース ソ印特製ルイユソース添え
・ワイン2種(白・ロゼ)
・チーズ(ミモレット24ヶ月)
暖冬かと思いきや、今月は東京でも珍しくよく雪が降りました。
それでもスーパーには少しずつ春の食材も並び始め、春がそう遠くないことも日々感じる今日この頃です。
さて今月は、(12月、1月とお肉続きだったので)魚介だけでメニューを作りました。
まずは、早春の食材「やりいか」を使った一品からスタート。
柔らかくて甘くて繊細なこの春の味覚は、私の大好物でもあります。
今回は、このやりいかを、アンチョビを使ったソースでマリネし、トレビス、アンディーヴ(チコリ)などと共にサラダ仕立てにしました。
やりいかの甘みと食感、野菜の苦味、アンチョビの塩気と旨味、レモンの酸味、これがナイスマッチング!
飽きのこないお味で、ボウルごと抱えてモリモリと食べたくなる一品です。
メインのブイヤベースは、ベースになるスープ・ド・ポワソンから時間をかけて手作り。
(正式なブイヤベースは、スープをまず先にいただき、続いて具をいただきます)
日本とフランスでは、手に入る食材(魚介類)が違うため、本場マルセイユで定められている「ブイヤベース憲章」通りというわけにはいかないので、日本で調達しやすい材料で作るレシピにアレンジしました。
先日来日していた生粋のマルセイユ人にも試食してもらったところ、「トレ、トレ、ボン!」とほめてもらったので、お味のほどは間違いない模様。
今回は、これに薄切りバゲット、ソ印特製のルイユソースを添えていただきました。
魚介のエキスと旨味だけでがたっぷり詰まったブイヤベース、身も心もホカホカになり、今の季節には嬉しい一品です。
ぜひ皆様も、ご自分で復習してみて下さいね。
そんなわけで、今月は「魚介祭り」でしたので、ワインも白(シャブリ)、ロゼ(コート・ド・プロヴァンス)を選んでみました。
すっきりした飲み口が、魚介に良く合いました。
寒い季節、暖かいお部屋で、冷えたワインをいただくのもオツなものです。
ご参加の皆様ありがとうございました。