11月のレッスン
2009年 11月 30日
<今月のメニュー>
・きのこのマリネとスペイン産生ハム ルッコラと季節の果物添え
・根菜のスープ
・魚介とほうれん草のグラタン ソースモルネー
・赤ワイン2種
朝晩の冷え込みも少しずつ厳しくなり、冬の訪れを感じるようになりました。
お料理の方も、今月から冬メニューに衣替えです。
まず前菜は、きのこのマリネとスペイン産生ハムの盛り合わせ。
きのこのマリネは、塩、こしょう、バルサミコでさっぱりと仕上げるお手軽メニューです。
日持ちもするし、そのままでももちろん、お肉やお魚のソテーのおソースなどにも使える、万能な一品。
これからの季節、ポットラック(持ち寄り)パーティなどにも、活躍してくれること間違いなしです。
生ハムは、今回初めて、原木(骨付き1本丸ごとのことをこう呼びます)でご用意しました。
4.5キロほどのパレタ(前脚)で、ハモン(後ろ脚)と比べると、脂身が少なく、締まった肉質が特徴です。
慣れないと、薄く切るのはなかなか難しいのですが、皆様にも挑戦していただき、わいわい(つまみ食いしながら)楽しくいただきました。
生ハムを切る際、脂身や肉の硬い部分などが出るので、それを有効利用したのが、根菜のスープ。
蓮根、ごぼう、じゃがいも、かぼちゃ、にんじん、ポロ葱、百合根、たまねぎ、お大根、蕪などなどを、さいの目切りにし、生ハムの切れ端で炒めてから、チキンブロスで煮込みます。
根菜には、体を温める作用があるそうで、寒くなってくると、根菜がことのほか美味しく感じられるのは、きっとそのせいなのでしょう。
寒い朝に、たくさん食べて出かけたい一品ですね。
そしてメインは、冬に恋しくなるアツアツのグラタン。
ソースモルネーとは、ベシャメル(ホワイト)ソースに、卵黄とチーズを加えたものです。
ミルキーなベシャメルソースに、コクと香りが加わり、魚介との相性もばっちり。
寒くなると、本当にこういうものが美味しくなりますね。
ぜひご自分でも復習してみて下さい。
さてさて、我が家にも、おなじみのスノーマンが登場。
クリスマスツリーの飾りつけも終わり、我が家はすっかりクリスマスモードです。
今年のお料理教室も、残すところあと1回。
来月は、恒例クリスマス特別レッスンということで、いつもより少しグレードアップしたレッスンで、1年を締めくくりたいと思います。
皆様、お風邪などには充分お気をつけの上、元気にご参加下さいね。