リリィちゃん一家と再会

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もうかれこれ数週間前の話ですが、上海からお友達一家が来日し、我が家に遊びに来てくれました。
そのお宅は、ドイツ人のご一家なのですが、ジョンくんが生後4ヶ月ほどの時に、とあるところで出会い、お互い同じくらいの月齢の子供がいるということで、話をしていたら、何と同じ日に同じ病院で出産していたことが判明。
以来、お互い妙な親近感と連帯感を抱き、とても仲良くなりました。
残念なことに、昨年末に、彼らは、東京から上海に引っ越してしまったのですが、今回は休暇を利用して東京に滞在するとのことで、再会できるのをとても楽しみにしていました。

昨年彼らが東京を離れる前に、一度お宅に呼んでいただき、手料理をご馳走になったのですが、その時出していただいたのは、オードブルとメインの2品のみ。(プラス、デザート)
お客様というとあれこれ用意する日本の「おもてなし」が習慣として染み付いている私達は、このシンプルな食卓に軽いカルチャーショックを受けたものですが、その後フランスに1ヶ月滞在し、これがヨーロッパのおもてなしスタンダートだということを実体験として学びました。
どんなお宅であっても、アペリティフ(食前酒)の時に何か簡単につまめるおつまみが1、2種類、その後テーブルについてからのお料理はオードブルとメイン、そして最後にチーズとデザート、これのみです。
(もちろん、もっと大掛かりなパーティなどになれば話は別でしょうけれど)

ということで、我が家も今回は、ヨーロピアンスタンダード(=お皿数少なめ)おもてなしに決定。
和食大好きな方々ですが、べたな和食はレストランで食べられるでしょうから、和の食材を少し洋風にアレンジしたメニューを考えました。

<この日のメニュー>
・こえびとアヴォカドのオードヴル
・和栗のクリームスープ
・秋刀魚の軽いマリネ
・生牡蠣のポン酢ジュレ
・ポークスペアリブ
・デザート

…といいつつ、結局お料理は5品。
こういう時は、いつも参加人数を目安(4人なら4種類、6人なら6種類というように)に用意することにしている私としては、これでもかなりシンプルにしたつもりだったのですが…
(今回は、ご近所の親子2組も合流したので、合計で大人6名、子供4名)
でも、これだと少なすぎるんじゃないか、失礼じゃないかと、なんだか終始落ち着かない気分でした。
つくづく、習慣とは恐ろしいものです。

お料理は、どれも喜んで食べていただけてホッ。
特に秋刀魚のマリネと、八丁味噌を使ったスペアリブは、好評でした。
それと意外だったのは、生牡蠣は生まれて初めて食べたそうです。


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こちらは、キッズ用メニュー。
しらすとお野菜のキッシュ、鶏肉とサーモンのハンバーグ、お野菜。
この他、パン、おにぎり、パスタなど、ちょこちょこ作ってお出ししました。
ちなみに、リリィちゃんは、ジョンくんと同じ生年月日で、ジョンくんプラス10センチ&プラス3キロ。
さすがドイツ人!!と思いきや、ドイツに帰っても、大きな赤ちゃんなんだそうです。


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てんでばらばらの4人の子供達。
けれど、よくよく見ると、それなりにコミュニケーションを取っているから不思議です。
この時に比べると、お互い大きくなりました。
次の再会はいつになるでしょう。
楽しみに待ちたいと思います。
(彼らは、来年早々今度はヴェトナムにお引越しとのことなので、再会はホーチミンでかな?)
by mt_sophia | 2009-11-07 14:18 | お客様備忘録 | Trackback | Comments(0)

食べること飲むこと作ること大好き。日々の「美味しい」をお届けします。


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